2018年10月31日(水)
2プロンのドライブセンター
木工旋盤のセンター間に角材を取り付けて丸くする場合は、ドライブセンターと回転センターを使います。ドライブ側は4つの爪の付いた4プロンのドライブセンターの爪を木に食い込ませて回転させます。テイル側はベアリングの入ったカイテンセンターで支えることになります。問題は角材の断面が斜めになっていると、4つの爪の1つしか木に食い込ませることが出来ません。これでは十分な駆動力が得られませんので、2プロンのドライブセンターが売られています。残念ながら国内で販売しているところを見つけることが出来ませんでした。それで蝶ナットを使って自作された方がいます。300円で出来たとの事でした。
2018年10月30日(火)
バンドソー車輪の修理
バンドソーのブレードの車輪上の位置が安定しなくなってきました。前に来たり後ろに行ったり前後に位置が変化します。バンドソーの車輪は太鼓状に真ん中が膨らんでいますが、経年劣化で車輪のゴムがへたり中央部分が平らになってしまったようです。バンドソーはリョービのBS-50Nというモデルですが、新しい会社である、京セラ インダストリアルツールズ株式会社に問い合わせると、すぐに返事が来てゴムだけは販売していない。車輪を交換してくれという 。車輪の品番は上の車輪が6860224でメーカー希望小売価格は、21,384円(税込み)です。値引きを入れても、1.7万円ぐらいは出さないと買えないようです。そこでゴムを修理することにしました。例の液体ゴムです。車輪の真ん中あたりを集中的に刷毛で塗りました。乾燥後旋盤に取り付けて回しながらガウジで不要部分を挽いて中央が高くなるよう整形しました。車輪をバンドソーに戻して回してみると、トラッキングノブを回すのに合わせて、正しく位置が動くようになりました。ブレードを止めたい位置に思い通り停めることが出来るようになりました。下側の車輪は対策していませんが、当面この状態で使うことにします。修理は成功です。
2018年10月29日(月)
ガウジホーニングホイールの取付
ウッドターニングでよく使う刃物は、溝のあるガウジです。この刃物の溝を研ぐのは難しいのですが、革のホイールを山があるように整形すれば溝をホーニングすることが出来ます。山は溝の幅に応じて、大山、小山の2種類を作っています。この革のホイールをグラインダーのMDFホーニングホイールの外側に高ナットを使って取り付けました。緑のコンパウンドを塗ってガウジの溝を革のホイールの溝に当てます。これでガウジの溝をホーニングすることが出来るようになります。ホイールは革ではなくMDFでも出来ると思いますが、オイルをMDFにしみこませるのがコツです。
2018年10月28日(日)
日立海浜公園のコキア
日立海浜公園のコキアの紅葉を見てきました。平日だというのに大勢の人が来ており、9時半に到着しましたが、駐車場に入るまで30分かかりました。昨年も来ましたが、時期が早かったので十分に赤くなっていませんでしたが、今年は見ごろに行ったので十分に赤くなっていました。自宅から60kmありますが、一般道で2時間で行けるので、来年も行く予定です。帰りは例によって大洗海鮮市場でランチです。
2018年10月27日(土)
ライコンライトのセンター間精度
小型木工旋盤のライコンライトですが、アメリカでの評判通りセンター間の精度は良さそうです。下の写真は最近購入された香川県のユーザーの方が送ってくれましたが、旋盤の横からと上からの写真です。センター間が良くあっています。この様な小型旋盤の場合はずれているものが多いのですが、この様な廉価版で合っているのは立派です。高級機種のVL150などでは合っているのが当たり前ですが、値段は数倍します。国内で買える旋盤ではライコンミドルを含めて、良い選択肢になるでしょう。
2018年10月26日(金)
レザーベルトホーニング
100x910mmのベルトサンダーにレザーベルトを取り付けてみました。サンダーには刃物を置くテーブルを取り付けるため、合板で台を作りました。テーブルは出来るだけベルト面と同じ高さにするため、鉄板を使いました。取り付けるレザーベルトは幅4インチ、3インチ、2インチなどが売られていますが、値段の関係から幅3インチ(75mm)の物をAmazon.comから購入しました。ベルトには10,000番相当の白色のコンパウンドが付いていましたが、ホーニングが早くできないので手持ちの緑(2000~3000番相当)を使うことにしました。ホーニングで削り取られた鉄が黒く革のベルトに付着しますが、これは400番以上のサンドペーパーで取り除くよう説明書にありました。この革ベルトは輪になるよう接着されていますが、接着の強度に自信があるようで、ベルトが切れたら新品に交換してくれるそうです。ホーニングはやはり革でやるのが一番です。
2018年10月25日(木)
極薄パーティングツールの製作
ロシプロソーの刃を使った極薄のパーティングツールの柄を作りました。バンドソーで刃の入る溝を切って刃を入れて、薄い木で隙間を埋めました。刃が抜けないよう真鍮のピンを打って完成です。
2018年10月24日(水)
MDFホーニングホイール
革のホーニングホイールは耐久性が悪く、古いベルトだったこともあり切れてしまいました。そこでMDFに直接コンパウンドを塗り付けてホーニングすることにしました。今までは両頭グラインダーの外側にMDFホイールを取り付けていましたが、あまり使わない白い砥石を取り外しMDFだけを取り付けました。またグラインダーはインバーター式なので、逆転で使っていましたが、軸のナットが緩む方向なので、正転で砥石の上部が手前から奥へ回るようグラインダーの背面が前に来るよう180度回転させました。これで正転で砥石の上部が手前から奥へ回るようになります。MDFホイールにコンパウンドをこすりつけますが、十分に擦り付けることが出来ません。ネットで調べると同じような問題を持っている人が居て質問していました。答えの1つとしてMDFにオイルを塗るとコンパウンドが良く定着することが分かりました。クレ5-56という潤滑油をスプレーしてコンパウンドを塗ると確かによく付くようになりました。これでホーニングしましたが、問題なくできました。ホーニングの動画は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2018年10月23日(火)
ベルトサンダーシャープニング(ホーニング)
320番のサンドペーパーで研いだ後、MDFに革のベルトを巻き付けたディスクに緑色のコンパウンドをこすりつけました。そのコンパウンドの着いた革でホーニングをしました。このコンパウンドは中砥用なので、鏡のようになりませんが、拡大写真で見ると320番の筋がかなり平らになっています。これで紙を切ってみると非常に良く切れます。320番のサンドベルトで研いだ後、ホーニングするのに2~3分で出来ます。従来の水砥石を使った方法より、非常に早く研ぐことが出来ます。研いでいるところの動画は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2018年10月22日(月)
ベルトサンダーシャープニング
カンナの刃などを水砥石で研いでいたのでは、時間がかかるのでベルトサンダーでやることにしました。日立のSB-11というベルトサンダーのベルト面を上にして安定しておけるよう、合板で台を作りました。刃研ぎガイドを乗せるテーブルもこの台に取り付け、サンドペーパーはマキタの鉄鋼用320番を購入して取り付けました。カンナのベベル角が25度になるよう調整して研いでみました。拡大写真を撮ってみましたが、320番の砥粒の筋が付いています。指で刃先を触ってみると鋭くなっていますが、紙を切ってみましたが切れませんでした。ホーニングをするとどうなるか試してみます。
2018年10月21日(日)
白内障の手術
9月に人間ドッグを受けましたが、視力が裸眼で0.1以下、メガネをかけても右眼は0.4、左目が0.7しかありません。メガネの度数が変わったのだと思い、早速メガネのパリミキへ行きましたが、メガネ店ではレンズを色々変えても視力が上がりません。メガネ店の店長曰く当方では対応できないので、眼科へ行ってくれという。眼科へ行って人間ドックの結果を伝え、検査を受けると白内障が進んでいるという診断結果でした。右眼はかなり進んでいるので、手術しか対処の方法がないという。小生の目は右が近視、左が遠視なので両目を手術して左右のアンバランスを修正することにしました。両目を正視(1.0)ぐらいにすると、遠くは良く見えるようになるが、近くが見えなくなるので、これは眼鏡を使うことになります。手術で入れる眼内レンズの仕様を決める為、目の手術前検査はすでに受けています。手術は日帰りで右目をやった後、1週間後に左目をやります。経験者によると手術後は非常に良く見えるようになるというので、手術の日が待ち遠しいです。
2018年10月20日(土)
ライコンライトでボウルを挽く
徳島県のTさんがライコンライトでボウルを挽きました。まだスピンドルガウジ1本しか持っておられないので、少し手間取ったようですが挽きあげることが出来たようです。この様なボウルを挽くことが多くなるので、ボウルガウジを追加で購入されるとの事でした。
2018年10月19日(金)
シャープニング冶具も自作です
徳島県のTさんは、冶具を買う必要がありません。製品のようなバリグラインド冶具が得意の金属加工で出来てしまいます。グラインダーの下に取り付けるスライドアームも上手に自作されています。これでスピンドルガウジを研ぎましたが、きれいなフィンガーネイルの形になっています。これも初心者にしては完璧にできています。冶具がこれだけ上手くできると、冶具作りも楽しいでしょうね。
2018年10月18日(木)
ライコンライトをイナバ物置へ
徳島県の方から、旋盤購入の相談があり、最終的にオフさんで売っているライコンライトを購入されました。少々非力ではありますが、精度よくできている旋盤です。モーターはいずれ三相1馬力+インバーターに交換する予定だそうです。工房は自宅の大型のイナバ物置を使う予定で、旋盤作業に不要なものは、すべて実家へ持っていき、物置は旋盤室専用にするそうです。現在は旋盤とグラインダーだけですが、これにバンドソーが加われば、必要なものは揃うでしょう。旋盤の台はお得意の金属加工技術で鉄で作られました。木で作ると大きくなって場所を取りますが、鉄だとスリムでなおかつ強度が出ます。バイトなどを壁にかける為、物置の壁には合板を取り付けておられます。旋盤の奥の壁には鉄の板を取り付けて切りくずが前に来るよう工夫がされています。台を鉄で作っているので掃除しやすそうです。
2018年10月17日(水)
2階ベランダ床にジョイントタイル貼り付け
2階ベランダの床はウレタンコートされていますが、人工木のジョイントタイルを貼り付けることにしました。ホームセンターでタイルの値段を見ると698円/枚と高い。仕方がないので自宅に帰ってAmazonなど通販の値段を調べると54枚セットで、14,520円÷54≒269円/枚で買えることがわかった。早速54枚セットを数量が不足することを承知で購入しました。不足の部分には玉砂利を入れるつもりでしたが、54枚並べた後、全部敷き詰めた方が見栄えが良いことが分かり、追加で17枚注文しました。こちらは単品売りだったので、295円/枚でした。材料代は排水溝の所に10㎏の玉砂利を入れたので、全部で2万円弱でした。裸足で歩いても足ざわりが良く満足しています。ジョイントタイルを貼り付けているところの動画は、下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2018年10月16日(火)
2階ベランダ屋根工事
自分で2階のベランダの屋根をかけるつもりでしたが、自分でやると見栄えの悪い物しかできないので工務店に工事を頼みました。雨で1回工事は中止になっていますが、この日もあいにくの小雨です。しかし1回中止していることもあり、雨の中強行しました。15時頃には雨は上がりましたが、工事に遅れが出ました。18時になっても終わりません。工務店は出来れば、夜遅くなるが続けさせてほしいという。もちろん当方もその方が良いので続けてもらいましたが、21時にやっと完成です。ライトをつけての作業お疲れさまでした。朝の9時から21時まで12時間かかったことになります。しかし出来栄えには満足です。次の日は久しぶりに晴れたので、布団のシーツを洗濯して干しました。
2018年10月15日(月)
ロングドリル購入
通常のドリルだと長さが不足することがあります。西洋カンナのハンドルを作る時は、長いドリルがあると便利なので、5.5mmの長さ200mmのロングドリルを購入しました。通常の鉄鋼用のドリルの長さの2倍以上あります。これが1本あれば、貫通孔をあけた後、大きな穴にするには、上下から通常のドリルで穴をあければ、大きな穴をあけることが出来ます。送料無料なので、Amazonで買ってしまいました。もう通販ではAmazonの一人勝ちになっています。
2018年10月14日(日)
フラッシュトリムプレーンの製作(後編)
曲線を自在定規で描いてそれに沿ってバンドソーでカットします。ディスクサンンダー、スピンドルサンダーで形を整え、角はラウンドオーバービットで丸くしました。最後は手でサンドペーパーをかけ完了です。レモンオイルを塗りました。出っ張った部分のカットを目的としたカンナですので、バイスからダボを飛び出させ削ってみました。問題なく削ることが出来ます。もちろんカンナの刃は良く切れるように研いでおく必要があります。
2018年10月13日(土)
フラッシュトリムプレーンの製作(前編)
激安の西洋カンナを以前に買いましたが、スタンレーのNo,4を買ったのでもう不要です。このカンナの刃を利用してフラッシュトリムプレーンを自作しました。まずバンドソーでカンナの厚みだけ木のブロックをカットし、ノミで刃の形に整形します。そして刃を木のブロックに固定するため、2個のマグネットを取り付ける穴をあけ、刃が左右に動かないよう、ダボも差し込んでカンナの刃の高さだけ飛び出させます。これでカンナの刃は問題なく取り付けることが出来るようになりました。後は木のブロックを手で持ちやすいよう形を作ります。
2018年10月12日(金)
タオル掛けの2重化
タオルが良く乾くようタオル掛けを2重にしてみました。冬になるとなかなか乾かないので、この様なことをやりましたが、効果はあるようです。
2018年10月11日(木)
スタンレーNo,7再購入
前に注文した物はなぜか、途中で販売店へ送り返されました。別の物を再度注文しました。カンナの上部の塗装ははがれていますが、ヤスリできれいにして再塗装するつもりです。こちらの方は途中で止められることもなく、日本への出荷手続きが取られました。到着が楽しみです。
2018年10月10日(水)
バックロードホーンスピーカーを工房に設置
自作したバックロードホーンスピーカーを工房のテレビのスピーカーの代わりに取り付けました。スピーカは壁の高いところにしか取り付けることが出来ないので、スピーカーを逆さに取り付けてユニットが下に来るようにしました。この方が中高音がテレビに近づいて違和感が少なくなると考えたからです。実際にテレビの音を出してみると、音は画面の方へ引っ張られるので、違和感はありませんでした。これで使っていくことにします。5Wのフォステクスのアンプで朗々と鳴っています。
2018年10月9日(火)
パンタルーター・プラン
オフコーポレーションからパンタルーターが発売される予定で、予約受付を開始しています。予約期間中に注文すると3万円安の268,000円+送料2,160円で買えるとのこと。

しかしそれにしても高くて買えないという方がいて、ご本家の作り方のプラン($18)の方を買って、自分で自作したいという。このパンタルーターを考え出したのは、カナダの
Matthias Wandelさんです。彼のサイトでは作り方のプランが有料ですが公開されています。最新の2018年モデルは、$18、プランジルーターを使ったPantorouterXLのプランも欲しければ、追加$3で購入できます。小生に購入を依頼された方は、$18+$3=$21の方を購入されました。ダウンロードした図面、説明を見ると詳細な図面、寸法、説明書きがあり$18以上の値打ちがあると思いました。図面の寸法はインチではなくミリになっており、日本向きです。このプランがあれば、小生でもなんとか作れそうです。しかしまだやる気にはなっていません。
2018年10月8日(月)
木固めエース
西洋カンナのハンドルはカルナバワックスを塗っていましたが、すぐにとれてしまうので、木固めエースを塗りました。木固めエースは何年か前に買ったものですが、まだ劣化しておらず問題なく塗布することが出来ました。光沢が出て感じの良い仕上がりになりました。ハンドルは塗布するにあたり、ビスの穴に木の棒を差し込んで指に木固めエースが付かないようにしました。手に間違って着いてしまった場合は、シンナーでふき取る必要があります。この様な作業をするときは、ゴム手袋をするのがベストでしょう。
2018年10月7日(日)
日立ベルトサンンダー購入
日立のSB-11という100mm幅のベルトサンダーを購入しました。例によってヤフオクからの中古品の購入です。少し分解してみましたが、ローラーなどもスムーズに回り、修理を要するところはありません。ただ電源ケーブルがテープで修復されていたので、このテープの部分を切り捨て、電源ケーブルを付け替えました。もともとこの種の電動工具は長すぎる電源ケーブルなので、50cmぐらい切り捨てても問題ありません。
2018年10月6日(土)
水戸のフレンチレストラン
自宅から少し遠いのですが、水戸にあるフレンチレストランへ行ってきました。「本格派フレンチが気軽に味わえるレストランで、自然農法で栽培された野菜本来の味を引き立てるスタイル」だそうです。店内にはテーブル席のほかカウンター席もあり、一人でも入りやすいです。ランチは3種類の」コース料理から選ぶことが出来ますが、前菜、さかな、肉と出てくる3,500円のコースを頼んだ。もちろんパン、コーヒー、デザートも付いており、さかなと肉の間に口直しのシャーベットが出てきました。内容からしてこの料金は安いと思いました。また行きます。
2018年10月5日(金)
スタンレーNo,7カンナ購入、、、
スタンレーのNo,4に続いて、No,7も購入しました。ebayに注文を出して、グローバルシッピングプログラムで出荷されました。このサービスは小規模な販売店に代わってebayが輸出を代行するものです。販売店から出荷されebayのケンタッキーにある集荷場に届いたところで、輸出手続きをしますがこの時点で輸出が止められてしまいました。止められた理由は、輸入出荷制限に抵触するかグローバルシッピングプログラムの規約に違反するものだと判定されたそうです。従って商品は送られてこず、販売店に返されます。カンナの代金は送料を含めて全額返すと言ってきました。楽しみに到着を待っていましたが、がっかりしました。しかしあまり使い道のないカンナなので、注文をし直すことはやめます。下の写真のNo,7は幻のカンナとなりました。
2018年10月4日(木)
いきなりステーキ
いきなりステーキというレストランがつくばにあるので行ってきました。ここではめずらしいシステムで最初に食べる肉の種類と重さを伝えると、その場で切ってくれます。それからサイドディッシュのオーダーをして、代金を支払います。その後席で待っていると肉を焼いて持ってきてくれます。本格熟成国産リブロースステーキ、220g、ミディアムでお願いしました。220gは多いと思いましたが、全部食べることが出来ました。美味しかったです。
2018年10月3日(水)
マイクロベベルシャープニング(後編)
研ぎ終わったので、削ってみました。問題なく削れます。今回は刃の先端だけを水砥石で研ぎましたが、時間が大幅に短縮できました。研いでいるところの動画は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。刃の先端だけを何回か研いでいると、先端部分の幅が広くなるので、そうなるとCBNホイールで25度に研いで先端部分の幅を狭くします。
2018年10月2日(火)
マイクロベベルシャープニング(中編)
CBNホイールでは刃先の角度を25度に研ぎましたが、水砥石では28度~30度で研ぎます。刃のベベル面の全面ではなく先端だけを研ぐので、水砥石でもすぐに研ぐことが出来ます。1000番で研いだ後、8000番で研ぐと刃の先端部分が鏡のように光りました。かえりを取って完了です。
2018年10月1日(月)
マイクロベベルシャープニング(前編)
スタンレーのNo,4という西洋カンナを購入しましたが、カンナを買った以上研ぐ必要があります。しかし1000番と8000番の水砥石を使った従来の研ぎ方では、大変時間がかかるのです。そこで刃の先端だけを水砥石で研いで、ベベル面の全面は手回しの280番のグラインダーで研ぐことにしました。先にこの手回しグラインダで研ぎます。使用している砥石はCBNホイールといってダイヤモンドに次ぐ硬さの人工の材料でできています。ホイール自体が金属なので、早く回しても発熱がホイールの方へも逃げるので、刃の温度が上がりません。刃物焼けが出にくいということです。通常はモーターで回す物ですが、手回しにしているのでほとんど発熱はせず、カンナ刃は生暖かい程度です。これでベベル面、全面を研ぎましたが結構早く研ぐことが出来ます。拡大写真を撮りましたが、280番の砥粒の筋が入っています。この280番で研いだ後、水砥石で刃の先端だけを研ぎます。