ラグナのバンドソーは、亀城工房に引っ越す時に酷使してモーターの巻線を焼いてしまいました。その時は巻線の巻き直しをやりましたが、また焼けてしまいました。今回は酷使した訳ではありませんが、遠心スイッチの故障によるものか？始動コイルが焼けていました。原因については正確に特定できませんが、モーターが使えなくなったことに変わりはありません。今回はまき直しはせず、三相誘導モーターに交換することにします。

モーターに負荷をかけて問題ないかどうか確認した。問題なくカット出来ることが確認できた。

回転数を調整するボリュームを取り付け、インバーターのパラメーターを設定して完了です。

モーターを回転させると、スムーズに車輪もまわり、ブレードが動きました。

ベルトのテンションを調整する機構もそのまま使えました。鉄板が少し下に下がったので、押すためのボルトは長い物に交換しました。鉄板を固定するボルトは６角の頭が邪魔だったので、アレンボルトに交換しました。これでモーターを固定しベルトにテンションをかけることが出来ました。

前のモーターを取り付けていた鉄板に新しいモーターを取り付ける穴をあけます。考えて居た通り、モーターの4つのネジ穴でモーターを鉄板に取り付けることが出来ました。そしてモーターの付いた鉄板をバンドソー本体に取り付けます。非常に順調に作業が進みます。大きな問題はありませんでした。

モーターは60Hzで3,425RPMの2馬力の2極モーターが必要になります。ヤフオクで調べると2極モーターの出品はほとんどありません。必死になって探すと１つ出ていました。しかし新品で値段が高い。その出品されているモーターの、写真を見ると本体に前面のベアリングケースを固定するネジが4個あることが分かりました。最新の日立のアルミ一体型のケースはこの様な構造になっており、この4個のネジでバンドソーに取り付けが出来るように思えたので、この商品を落札しました。13,100円＋送料1,580円＝14,680円でした。

インバーターはマグネットスイッチの付いていたところに取り付けました。コントロールボックスは回転数の調整と、ON-OFFスイッチだけです。回転数調整のボリュームが無いので、注文してありますが到着待ちです。到着を待って完成となります。