2013年6月15日
付属のゲージです。↓
クラフトサプライのカタログを見るとゲームコールなるものが売られています。アメリカは日本と違って猟が盛んに行われており、動物をおびき寄せるための、動物の鳴き声に似せた笛が売られています。その笛をウッドターニグで挽くキットが売られているわけです。アヒル、鹿、フクロウなど数種類の疑似音が準備されています。音が出る笛の部分はプラスティックで出来ており、ペンキットの様な真中のパイプは必要ありません。ペンより簡単に出来ると思います。音が出るリード組立は、キットとして販売されていますが、音色室とストッパーの部分を挽くことになります。
製作開始
次にストッパー部分を挽きます。ゴムを径の小さい物に交換してストッパー部の材料を取り付けます。
完成
どんな音がするか?
下の写真をクリックするとアヒル用の音を聞くことが出来ます。
ストッパー部にプラスティックのリード組立を挿入して、そのストッパーを音色室に挿入して組み立ては完了です。
木目が通るようカットした部分に印をつけておきます。↓
まず主軸にペンマンドレルを取り付けます。そしてキットのゴム、スペーサー、ワッシャーを取り付けワークを差します。それからペンマンドレルのネジを締め、ゴムを膨張させます。そうするとワークが固定されます。芯押し台で押して準備完了です。
これで希望の形に挽いていきます。
7mmのペンマンドレルに取り付ける、ゲームコール用のターニングキットが販売されています。キットの内容は太いゴムチューブ(音色室用)と細いゴムチューブ(ストッパー用)それに真鍮のスペーサーとワッシャーです。これはホームセンターへ行って部品を調達すれば自作出来る物です。ワークを固定する方法は、ワッシャーに押されて膨れたゴムの膨張を利用する方法です。
ターニングキット
まず材料となる38mmx38mmx156mmの角材を準備します。その角材を2つに切って3/4"と31/64"の穴をあけます。これは大型のボール盤があれば簡単に出来ますが、無い場合は角材をチャックでつかんで旋盤の上で穴をあけます。3/4"の穴は手持ちのドリルで近いサイズがあればそれであければ良いのですが、ストッパーにあける穴はリード組立を挿入するので、このサイズのドリルがあった方が便利です。しかし少し大きい穴をあけて、セロテープを巻くという手もあります。新たにドリルを買う場合は、このサイズの物を買ってください。手持ちがある方は流用してください。
ストッパー部は音色室の内径3/4"(19.1mm)に挿入しますので、挿入部の直径は現物合わせで、少しづつ調整します。付属のゲージを使って寸法を測り、最後は現物合わせです。適度な硬さで挿入できるよう、慎重に径を調整します。最後の方はサンドペーパーを使って径の調整をします。挿入部が出来たら上部を仕上げて完了です。