2013年9月15日

曲げてみる

ネットで調べると自作をしている人は結構います。温度調整器の付いたものもあれば、付いていない物もあります。温度はテスターーに熱電対を取り付けて測定している人もいます。テックさんは温度調整器と温度計の付いたものを自作することにします。

アクリル板曲げ機の製作
5mm厚のアクリル板を曲げてみました。問題なく曲げることが出来ました。ヒーターで温めると曲がり始めます。熱した面の反対側に曲げます。必要な角度になったらヒーターからアクリル板を離し、冷えるまで角度を維持します。

電池の電源ですが、電源スイッチを取り付けました。温度計の表示部は木の台にネジで固定しています。ニクロム線に電流を流し温度を調整してアクリル盤を曲げるのに適当な、160℃に設定することが出来ました。

アクリル板を熱して曲げる曲げ機は、沢山販売されています。しかし一番シンプルな物でも7千円、高級な物は2万円以上します。

熱電対はステンレスパイプに押し当てています。

温度計の製作

温度計も秋月電子のデジタル温度計のキットを使います。トライアックよりも半田付けの箇所が多く部品が3層に配置されるので、製作の難易度はあがります。しかしラジオ少年だったテックさんの場合は半田付けが得意なので問題なく完成させることが出来ました。このキットには電池も付属して、2,800円です。1,250℃まで測れる熱電対が付いています。

製作開始

曲げ機に必要な部品はニクロム線、それを絶縁するガラスチューブ、ステンレスのパイプ、パイプ支持金具、電源用電線、それにそれらを固定する台です。部品はすべてホームセンターで揃いました。台の木は手持ちの物です。ガラスチューブにニクロム線を通し、それをステンレスのパイプに通し両側に100Vがかかるようにしました。簡単な構造なのですぐに作ることが出来ました。

自作と言う選択

半田付けはそれ程難しくなく出来ます。説明書をよく読んでから部品をプリント基板に挿入します。間違って半田付けすると、修正しにくいので良く確認して取り付け半田付けします。トライアックは放熱板を取り付けました。温度調整のボリュームはアルミアングルに取り付けています。キットが出来あがったら、曲げ機の台にネジで固定します。

温度調整器の製作

ニクロム線に流す電流を調整するため、トライアックの万能調光キットを使うことにします。キットは秋月電子から販売されている20A、100Vの物を購入して半田付けしました。この調光キットは600円で販売されている物です。