のこ刃で切ったので溝が出来ました。この後丸いビットで溝を切っていきます。
のこ刃の部分だけ切れて刃が出てきました。これで準備完了です。
2013年11月20日
材料の木を作りますが、その前にバンドソーのドリフト調整をします。板の端に平行になるよう線を引いて、バンドソーで切っていきます。途中まで来たところで、切るのをやめて板をクランプで止めます。これにフェンスを当て板との間に隙間があれば、フェンスの向きを修正してぴったり接触するようにします。これでドリフト調整は終わりです。
オイル仕上げにしました。
よろい戸の横幅は大きめにしてありましたが、ここで横幅を現物合わせで決めます。仮組立をしてよろい戸が上手く入って動くか確認しましたが、問題なく動くことを確認できました。天板の淵もルーターで加工しています。。
Step1~4が終わった後の断面は下の写真の様になっています。次に丸い溝を切りますが、ルータービットの負荷を減らすため、のこ刃で溝を切ります。この作業にはテーブルソーを使います。板の幅が狭いので、テーブルソー付属のインサートでは隙間にはまってしまいます。そこでゼロクリアランスインサートを自作します。ハードメープルの板でインサートを作って挿入した後、上から板を押さえながら、テーブルソーの電源を入れて、刃を上げていきます。
作ろうとしているタンバードアとはよろい戸の物で円形に曲がります。左の写真のパン入れが作例として紹介されていたので、これと同じものを作り、食卓の上の醤油、爪楊枝入れ、食卓塩などを入れようと考えています。
木の板が曲がるのは下の図のように関節があって曲がるようになっています。この関節部分を切るには、専用のルータービットが必要になります。必要なのは2本だけですが、Amanaの物が3本セットで売られています。
到着したルータービットセットは箱に入っており、中身はビット3本に、ドアの引手を含めた4個になります。
完成です
サンドペーパーをかけた後まず天板と側板を接着します。タイトボンドエクステンドを使っています。
バンドソーの切断面はベルトサンダーで仕上げました。その後組み立てます。丸い出っ張り部分を、丸い溝に挿入するだけです。精度よくできておれば、何の問題もなく挿入が出来て板が曲がります。
底板に側板を挿入する溝を切ります。深さ6.4mmです。ルーターのエッジガイド用の木の板をクランプで取り付けました。ノギスで溝の両端を測って平行に切れる位置で木の板をクランプします。
これは裏蓋を挿入する溝です。試切りのあと本番のカットです。天板、底板、側板に6.4mm幅、深さ6.4mmの溝を切りました。裏蓋の厚みは5.5mmでシナ合板です。
側板と天板はドブテイルで接合します。1/2"のドブテイルルータービットを使って切っていきます。
円弧の溝を切るためにはにはCRB7というルーターベースを使いました。中心位置に6mmの穴をあける必要があります。この穴は後で埋めます。
土台、側板などを作っていきます。幅の広い板が必要ですが、ドミノを使ってつなぎ合わせていきます。
Step1~4を一気にやります。板は6枚必要でした。フェザーボードでワークを必ず押す必要があります。
丸いビットで切った後が下の写真です。これでルーターテーブルでの作業は終わりです。最後に板を2等分します。これはテーブルソーでは刃の幅が広すぎるので、バンドソーを使いました。
材料の木は北米産のレッドオークですが、分厚いので2等分します。タンバードア用は幅50mm、厚み12.7mmで長さはよろい戸の幅+αの材料が必要になります。このサイズになるよう切り出していきます。もちろんバンドソーの切断面は自動カンナで仕上げています。次にルーターテーブルに移って、ビットの高さ調整をやります。
丸い角はノミでカットしました。
最初に下の図のビットを使って板の外側を4回切ります。次に丸い溝を切ります。そして最後に板の真ん中をカットすることになります。
バンドソーで曲面を切だし、ルーターでタンバードア用の溝を掘っていきます。側板は木目が上下に通るように材料どりをする必要があります。