2014年2月5日

ボール盤用デジタルゲージの取り付け

ノギスの先端はボール盤の可動部分にホースバンドで木を固定しています。その木にノギスの先端をねじ止めしました。カーボン製のノギスを買った理由は穴を簡単にあけることが出来るからです。ノギスのレール部分を支える方が、動きがスムーズになります。

ルーターテーブルとか自動カンナには切り込み深さを、直読できるデジタルゲージがメーカーより発売されていますが、ボール盤用はありません。そこでデジタルノギスを使ってボール盤にデジタルデップスゲージを取付けました。

まずはデジタルゲージとなるノギスをジョイフル本田で買ってきました。長さはボール盤のストロークが120mmなので150mmのノギスを買ってきました。ノギス本体にねじ穴をあけたいので、ステンレスではなくカーボン製の物を買いました。1,980円でした。

完成

取付け精度に注意しました。余計な力がノギスにかからないよう注して真っ直ぐになるよう取り付けました。その結果引っかかるようなところもなく、スムーズに動きます。穴をあけるワークの頭までドリルの刃を下げ、そこでノギスのゼロリセットボタンを押すと、表示がゼロになります。そこからあけたい穴の深さに応じて、表示を見ながら穴をあけていくことが出来ます。これはもっと前に取り付けておくべきでした。

下の写真をクリックすると動画を見ることが出来ます。

ボール盤を観察してみると赤矢印の2か所にノギスを固定できれば良いことが分かります。丸い部分にはホースバンドを使って固定、平らな部分はねじタップを切ることにします。

デジタル表示部の方は、木の枠にはめ込んで押しねじで固定しました。その台の木をボール盤の本体にねじ止めしました。