アングルバイス

真空チャックをくわえて自由に角度を調整する機能が必要ですが、この目的にはアングルバイスを使うのが上手くいきそうです。早速ヤフオクで探すと爪幅が100mmで360度回転し、角度は0度～90度に替えることが出来るアングルマシンバイスが売られていましたので落札しました。

Festoolからバキュームクランプが販売されています。真空ポンプも付属していますが、価格は15万円＋送料と例によって非常に高価です。他にもっと安い物がないか調べると、楽天でスペイン製のSVN460という真空ポンプではなくエアーコンプレッサーを使ったものが売られていました。下の写真の右の物ですが、それでも4.6万円もします。そこで真空ポンプはあるので、自作することにしました。

真空チャックの製作

長方形の板を真空チャックで旋盤に取り付け、多軸ターニングで楕円の凹みを掘りました。そして旋盤から外して反対側にバイスでつかむ所を取り付けました。ドミノを使っています。

完成

板を取り付けて真空ポンプのスイッチを入れるとしっかり板が固定されました。使えそうです。

チャックの真ん中に穴をあけて横からの穴と結合させます。その穴に真空ポンプのホースを接続するカップラーをエポキシ接着剤で取り付けました。空気漏れを抑えるためウレタン塗料を塗ります。

両面テープのゴムを楕円のくぼみの周りに貼り付けて完成です。