2014年3月30日

ベアリングを見るとかなり焼けが出ていたので、新品に交換することにしました。まずベアリングプーラーで古いベアリングを外します。ベアリングが外れたら、シャフトのさびを落として、新しいベアリングを挿入します。ベアリングの内側のリングにぴったりの鉄パイプで叩き込みます。外側のリングには力がかからないよう注意します。

三相誘導モーターの整備

木工旋盤を自作するために購入した中古の1馬力のモーターですが、プラスティックのボタンの製造の為に使われていました。内部にプラスティックの粉がたくさん入っています。分解掃除をしたついでにベアリングも交換しました。

分解整備

入手したモーターには190mmのプーリーが付いていました。このプーリーは使わないので、ベアリングプーラーを使って外します。まずオイルを吹き付けて外れやすいようにして少し待ちます。それから外しました。錆びついていなかったので簡単に外れました。そして左右のベアリングケースを固定している3本の長ビスを緩めて引き抜きました。

端子盤取り付け

モーターからは線が3本出ているだけなので、ケーブルを接続しにくい。そこで端子盤を取り付けることにしました。モーターの台にはアース線を接続するねじ穴が付いていたので、ここに木の板を取り付け木の板に端子盤を木ねじで止めることにしました。上手く取り付けることが出来ました。これでインバーターからの線を簡単に取り付けることが出来るようになりました。

インバーターを接続して回してみました。問題なく回りました。整備完了です!

固定子巻き線もエアーで吹いてきれいにしました。分解と逆の手順で組み立てました。

シャフト側のベアリングケースをまず外しました。外側からエアーで吹いていましたが、内部を見るとまだプラスティックの粉が沢山残っていました。後ろ側のベアリングケースも外します。ベアリング押さえばねをなくさないよう注意します。