2014年4月3日

完成

ガラス部の購入

砂時計の心臓部のガラス部はAmazonから購入しました。送料込みで2,940円でしたが、現在は値段が変わっているようです。砂の色は少し派手ですがピンクにしました。高さは14cmぐらいで15分計になります。JWAの講習会では、ガラス部と木の材料まで付いて会費が2,500円とは格安です。

3本の柱を挽いていきます。3本を同じ形に挽くよう努力します。高い部分と低い部分の直径を決めて、その間をなだらかな線になるよう挽くのが基本です。丸い部分はD-WAY TOOLSのビーディングツールを使いました。

まな板チャックでつかみ直しますが、回転センターの先端を中心の穴の位置に合わせて押します。それからチャックを閉めると芯が出やすくなります。ガラス部の形状に合わせて板を挽いていきます。サンドペーパーをかけて完了です。

砂時計の製作

組み立て

部品が全部出来上がったので組み立てます。柱の穴の位置はプリンターで印刷した図形を使いましたが、ノギスで図って穴の位置を決めれば良いでしょう。紙を板の上に貼り付けることが出来れば、プリンター図形の方法は良いのですがこの形ではそれが出来ません。ボール盤で穴をあけますが、間違って貫通させないよう注意します。

製作開始

バンドソーで上下の板2枚を切り出しました。回転センターでチャックに押し付けてつかみしろを作ります。直径も小さいのであまり深いつかみしろはいらないでしょう。今回は手持ちの分厚い板を使っているので、余裕はあります。

JWAの講習会で砂時計の製作をやっていたので、小生もやってみることにしました。砂時計は初心者の頃に一度作ったことがありますが、失敗に近い物だったと記憶しています。簡単な構造のように思う人がいるかもしれませんが、3本の柱と上下の板が精度よく組み立てられる必要があります。意外と難しいプロジェクトになります。現在は腕が上がっているはずなので、成功させないと恥ずかしいことになります。それではやってみましょう。

つかみ直す方法は色々ありますが、真空チャックを使うにはちょっと径が小さい。これぐらいだとまな板チャックが最適だと思います。従ってつかみ直した後、削れないところはこの時点で挽いてサンドペーパーをかけました。