2014年8月28日

ピーホイッスルの製作

ピーホイッスルを英語で書くとPea Whistleとなります。Whistleは笛のことですが、Peaはえんどう豆のことです。えんどう豆の様な球が入った笛なのでピーホイッスルと呼んでいるようです。笛を吹くと内部に入れた球の回転によって強弱のメリハリがついた音になります。そのピーホイッスルを作ってみます。

まず紙に印刷された図面を木にスプレーのりで貼り付けます。はさみで切りぬいて木の上に貼ります。19mmと3.2mm厚の木が必要になります。

完成

仕上げ

サンドペーパーをかけるだけです。ディスクサンダーで出来ないところは手でやりました。

接着剤を塗って万力で締め付けています。

組み立て

左右の薄板を本体に貼り付けます。その時内部に木の球を入れますが、100円ショップへ行くとアロマディフューザーというものが売られており、丸い球が棒についていました。直径は11.7mmぐらいだったのでこれを購入して使うことにしました。棒はカットして球だけ本体内部に入れます。球は旋盤があれば作れるので、自作しても良いでしょう。

本体の木にフォスナービットで穴をあけます。図面通り中心をずらします。

両側の板の接着が終わると上部の板を接着します。とりあえず板の位置を色々変えて、吹いてみます。大きな音が出て、玉で音の強弱が出るよう上の板の位置を探します。場所が決まったら接着剤を付けて固定します。

バンドソーで切り抜いたのが下の写真です。丸い穴のあく方はきっちり寸法を出します。両側の薄板は大きめに切り出します。完成後成形します。薄板になる方は分厚い木でやっていますが、切り出した後薄く挽き割りました。

笛の音色は下の写真をクリックするとみることが出来ます。

息が通る道もバンドソーでカットします。貼り付けた紙をはがします。