2015年8月2日

寄木のスツールの製作

カット治具の製作

合板と角材でそりを作ります。角材はフェンスとクランプを取り付ける台になります。フェンスの方にはINCRAのマイターゲージを取り付け、22.5度にセットします。この状態ではそりが、テーブルソーのブレードに対して22.5度の角度に取り付けられることになります。INCRAのゲージはテーブルソーの溝に入るので、前後にスライドできるようになります。

組み立て

仮組をやってみると特に問題がないので、接着剤を入れることにしました。接着剤がはみ出したところは、雑巾で拭き取りました。

数年前にウッドターニングで左下の写真のようなスツールを作りましたが、今回は菱形の寄木の座面の物を作ります。右下の写真の物です。22.5度でカットした三角形を16個寄せることで360度になります。問題は22.5度という鋭角で木の棒をカットすることです。道具としてはテーブルソー以外これを実現しにくいので、テーブルソーを使い当然ですがカット用の治具を作ります。今回参考にしたサイトはSteveさんのDaimond Lamination Designです。

脚は座面に対して11度の角度で取り付けます。ボール盤に傾斜板を取り付け穴をあけました。

菱形2つと2等辺三角形を接着します。ここからは、ドミノを入れて接着を強化します。クランプするためにここでも木片を使っています。

クランプを取り付けて治具は完成です。裏側から見るとマイタイゲージのスロットと切り溝は平行になっていますが、治具の合板とは22.5度の角度が付いています。

完成

接着剤が固まったので、レモンオイルを塗りました。

補強の棒もウッドターニングで挽いて部品はすべて出来ました。

寄木の座面が完成

しっかりクランプしたつもりですが、隙間が少し出来ました。木の粉を擦りこんで瞬間接着剤を流し込みサンダーをかけました。これで隙間は目立たなくなりました。

フェンスにストッパーを取り付け毎回同じ長さにカット出来るようにしました。これで16個の三角形を切り出します。

試し切りをして大体22.5度になっているようなので、このまま本番も切っていきます。

寄木の接着は最後になりました。もちろんここでもドミノを使っています。接着が終わったら面を平らにするためサンダーをかけました。ベルトサンダーの上で左右に動かします。

鋸刃を下げた状態から回しながら上げていきます。クランプ台からフェンスの所まで切ります。

接着した8個の菱形を並べて見ると、外周部に隙間が出来ます。これは22.5度より小さい角度で切ってしまったことを意味しています。角度のずれはディスクサンダーで修正しました。2等辺三角形のブロックも8個切り出しました。

下の写真をクリックすると作り方の動画を見ることが出来ます。Part1にリンクしていますが、Part2もあります。

16個の三角形を切り出したら2つずつを接着して菱形にします。クランプをかけることが出来るよう、木片を16個バンドソーで切り出しました。この木片を使って両側からクランプ出来るようにしました。接着剤を塗ると三角形がずれるので、手で修正してクランプしていきます。

更に接着していきます。

脚のウッドターニング

脚をウッドターニングで挽いていきます。1本目は自由に挽いていきますが、2本目以降は1本目の形に合わせる必要があるので、旋盤に1本目の脚を取り付け、比較しながら挽いていきます。