発表

上田さん

四方転びの箱の製作


テーブルソーかスライド丸ノコがあれば、治具なしで側面が傾いた箱を作れると言う。切断する角度は、親切に自動計算するサイトがあります。下の図をクリックすると、そのサイトへジャンプします。このページの使い方は、簡単です。何角形の箱を作るか決めて、箱の側面の傾き角度を決めます。下の図では辺数が5になっているので、5角形の箱になります。傾き角は20度です。これら2つの数字を入れてから、下の計算ボタンを押すとその下の鋸刃の傾き角度が33.5度、留めきり角度が14度と表示されます。この2つの角度を使って、スライド丸ノコかテーブルソーの設定をやって切っていきます。

以上

五角形でも、六角形でも簡単に早く作れると言う。クランプの材木はには、サンドペーパーを貼って滑らないようにしていると言う。しっかりした接着には、クランプにもこだわっていると言う。

上田さん

自作木工旋盤Ver.Ⅱ

3段プーリーを使った自作木工旋盤の紹介がありました。主軸は1"x8TPIのインチボルトを使っているので、チャックフェースプレートなど直接取り付けることが出来ます。ベアリングは内径25mmのものを使っていますが、1インチの長ネジの外形が25mm丁度なので、ガタなくぴったり収まると言う。モーターは100V250Wの単相誘導モーターです。電気ドリルを使った簡易型木工旋盤では、棒状のものしか出来ませんが、この旋盤ではお皿、ボウルなど何でも挽けます。3段プーリは市販品が手に入らないので、希望者には上田さんが挽いてくれるという。

2015年11月15日

新木場木工交流会

11月の月例回は23名の方々が参加されました。初参加で外国人の方が、会員になりたいと来られました。イギリス人の方で、千葉県浦安市に住んでおられます。日本語はまだあまり上手ではないようで、交流会のメンバーの日本語の説明がどれだけ分かるか心配ですが、木工のことは良くわかっておられるようです。、皆様宜しくお願いします。これからイギリスに1ヶ月帰る予定で、残念ながら12月の月例会は出れないようです。

なお冒頭で杉田さんより説明がありましたが、来年1月より1,000円頂いている会場費が500円になります。

杉田さんよりPDFファイルの提供がありました。下の画像をクリックするとPDFファイルで表示されますので、必要に応じて印刷してください。

(2015年11月月例会)

近藤さん

菊形六角螺旋組み

従来の形と違う新作の紹介が、治具とともにありました。筆者の感じでは新作(下右の写真)のほうがデザイン、形が良いと思いました。これを実現するには複雑な形にカットする必要があります。

治具に挿入してカットしていく。実演がありました。

新しい鋸が紹介されました。特徴は下記の通りです。⇒
右の写真をクリックするとアマゾンのサイトへ飛びます。

ホビーから日曜大工まで木工細工を幅広くサポートできるコンパクト鋸です。アサリが無く板厚0.3mmの薄刃タイプですので柔軟性も抜群!板表面にキズが付かなく木釘(ダボ)切りや仕上げ加工に使えます。

レザーソー細工鋸 片刃は先は細く狭い所での作業に最適です。両刃は目が荒目・細目と分かれ用途に応じて使い分けできます。

加藤さん

スクレーパーの紹介

スクレーパーは日本ではあまり使われていないが、アメリカでは非常に良く使われている道具だと言う。カンナでは木が割れたり欠けたりするような場所、インレイされたワークなどに有効に使えるそうです。沢山の種類のスクレーパーの紹介がありました。またスクレーパーの研ぎ方、使い方の実演もありました。

杉田さん

トリマテーブルの使い方、作り方

杉田さんからはトリマテーブルを使ったあられ組みのデモがありました。またあられ組みのフェンスの作り方の説明などがありました。

鋸で切り目を入れたところをノミで落としますが、マツイの副尺付鎌毛引きを使っておられた。価格は16,200円と高価ですが、便利に使えると言う。右の写真をクリックするとマツイの販売サイトへ飛びます。