2016年7月6日
2020年6月22日改定

お勧め
お勧め
   KDF-14  Axiom 14 DF-14X   SpokeShave14  SpokeShave15 Laguna 14bx  日立CB75F 
 ホイール径 14"  14"  14"  14"  15"  14"  16" 
 最大挽割り高さ  235 305  325  330 350 330  315 
 フトコロ寸法 350  343  350  330 355  346  不明 
 テーブル寸法  545x400 406x508  435x435  495x400 508x508  546x406  525x490 
 重量(kg)  90 102 133 180 190  123 150 
 ブレード長(mm) 2630  2844  2900  3175 3352  2921  2824 
 最大ブレード幅  19 19  19  25 25  19 75 
 モータ馬力  1.5 1.5  1.5  3 3  2.5 2 
 電源電圧 100V  100/200V  100V  200V 200V  200V  三相200V 
 価格 110,000円  123,000円  172,900円  183,000 193,000円  198,000円  448,448円 
 販売店  オフコーポレーション  リブロスデルムンド オフコーポレーション リブロスデルムンド  リブロスデルムン  オフコーポレーション 楽天
 1kg当たりの価格  1,222円 1,206円  1,300円  1,017円 1,016円  1,610円 2,990円

上の表で左から3つは割高な感じがします。最大挽き割り高さが235mmのKDF-14は、14"と言えないような仕様です。これはまず購入の対象から外れます。DF-14Xも値段が高いうえに、1.5馬力、100Vの仕様です。100Vの電源では、分厚いものを切っている時ブレードが止まったりするとブレーカーが飛びます。200V電源の配線がなければ、電気屋さんに頼んで引いてもらう必要があります。100Vでは14"クラスのバンドソーをヘビーに使うのは難しいでしょう。従ってDF-14Xもお勧めではありません。Axiom14は値段が12.3万円は少し高いです。11万円ぐらいに抑えてほしかったです。結論としてSpokeShave14”と15”は3馬力のモーターで挽き割り高さもそれぞれ330mm、350mmと大きいのでこれをお勧めします。テーブル寸法は木工用なので、大きければ大きい方が良いので、15”の方が一押しになります。Laguna 14bxは割高な上に、ブレードが19mm幅までしか取り付けられないので、やはりSpokeShaveが良いということになります。この中で唯一の国産の日立CB75Fは、値段が非常に高いので、購入する場合は中古品の中から探されると良いでしょう。日立以外の国産のバンドソーも含めて、ヤフオクで色々出品されています。10万円以下で購入できます。三相200Vだと電源の問題がありますが、インバーターを使えば問題は解決できます。しかし電気の知識が必要になります。

ウッドターニング用バンドソーの選択

ウッドターニングで使うバンドソーは、一般の木工と違って出来るだけ挽き割り高さが大きいものを選ぶ必要があります。従って車輪の直径が10インチ(25cm)のバンドソーでは完全に役不足なので、今回の検討ではこれらの機種を外します。国内で市販されているバンドソーで、14"〜16"の中からお勧め品を選んでみたいと思います。重量があるので、海外からは購入しにくいので国内で販売されているものの中から選択します。バンドソーの価格と重量に興味深い関係があります。重量に価格が比例しているのです。筆者はバンドソーの性能は重量に比例していると考えて居ます。重いほど性能が高いということです。高速で回る上下のホイールをしっかりと支えるには、しっかりしたフレームが必要で必然的に重量が増えます。同じ14"でも重量の重い方が、安定してカットできます。1kg当たり千円ぐらいが相場です。それより高いバンドソーは、性能に対して割高ということになります。そのあたりを頭に入れて、下の比較表を見てください。

バンドソー比較表