2016年8月16日

Volvo V40にツイター取り付け

ドアの内張を外すには2つあるねじを外す必要があります。特殊なねじでトルクスドライバーT-20が必要になります。ねじを2つ外すと内張は引っかけてあるだけなので上にあげると外れます。コネクタが3つ接続されているので、コネクタを抜いて完全に外します。右下の写真にはウーハーが写っていますが、今回は交換しません。内張の方にツイーターが付いているので、そちらの端子に新しく取り付けるツイーターの線を半田付けします。純正のツイーターは1本線をニッパーで切って回路から切り離します。

新しく買ったボルボで走りながら音楽を聴いていると、何か物足りません。音がそれ程よくないのです。ネットで調べるとスピーカーユニットを交換している人が多くいます。取り外されたユニットを見ると、ウーハーはマグネットが意外に大きく、それ程悪いものではないように見えます。ツイーターについては外から見ただけでは判断できませんが、ウーハーはそれ程ひどいものではないので、とりあえずツイターだけを交換することにしました。結果的に音が良くなければ、ウーハーも交換することにします。

             
ウーハー                              ツイーター

ツイーターの選択

購入するツイーターは何が良いか、ネットで色々調べましたが単品売りしている車載用のツイーターはあまり多くありません。インピーダンスは純正の物が5Ωですが、4Ωか6Ωしかありません。これは4Ωにして、感度は90db以上、値段も1万円以下で探すと1つしかありませんでした。使用者の評価も良かったのでアルパインのDDL-R251Tを購入することにしました。ペアで7千円ぐらいです。低域をカットするコンデンサも付属しています。ツイーターは台座に付いており首振りが出来ます。

完成

ツイーターを付け終わって音を聞いてみましたが、非常に良くなっています。これほどの効果があるとは、交換前には予想していませんでしたが純正のツイーターが中国製の安物で音を悪くしていたのでしょう。車の中という条件の悪いところですが、これぐらいの音がでれば文句はありません。多分スピーカーの能率の関係でハイ上がりの周波数特性になっていると思いますが、加齢により高い周波数が聞こえなくなっているのでちょうど良い状況です。若い人だと高音がきつすぎるかもしれません。その場合は厄介ですが、アッテネーターを入れるしか方法がありませんが、安物を使うと音が悪くなります。テックさんにはこれでぴったりなので、ウーハーのアップグレードは行わずにこれで終了とします。ドアミラーにはかからずBLISという警告ランプにもツイーターが遮らず問題なく見えますので、安全の問題はありません。下の写真をクリックすると取り付けているところの動画を見ることが出来ます。

ツイーターの固定が終わったら三角のカバーを取り付けて完了です。ドアの開閉で両面テープがはがれるようなことがあれば、ドアの内張に穴が開きますがねじ止めします。

半田付けが終わったら内張を戻します。スピーカーの配線は三角形のところから引き出しています。

車にツイーターを取り付け

取り付ける場所はドアの上部の平らなところです。完成予想の写真は右下の合成写真のようになります。スピーカーの配線はドアの内張に穴をあけたくないので、三角形のプラスティックカバーの隙間から引き込みます。ツイーター本体は強力両面テープで取り付けることにします。

まずは三角形のカバーを外します。ランプの配線のコネクタを外して、三角カバーを取り外します。次にドアの内張を外します。