2017年5月20日

アリほぞのカット

脚にアリほぞを切ります。ルーターテーブルにアリ溝ビットを取り付けて切っていきます。捨て木を取り付けて脚に割れが出ないようにしました。1本ずつだと時間がかかるので、2本まとめてカットするように途中で変えました。4本同じアリほぞが出来ていることを確認してから、次の天板にアリ溝を切ります。

四方転びの台の製作

天板にアリ溝を切ります。ほぞをきつめに入れるため少しずつ切っていきます。左右にフェンスを取り付けて、一度設定すると残りの3か所も同じ設定で切ることが出来ます。

15度4方向に傾いた脚の台を作ることにしました。冶具などを作ると置き場所に困ったりするので、出来るだけ冶具は使わず、スライド丸鋸とルーターテーブルを使って製作を進めます。


製作開始

脚のカット

まず4本の脚を15度の角度でカットします。スライド丸鋸の横切りの角度を15度傾け、さらに鋸刃も15度傾けます。まずスライド丸鋸のテーブルを15度傾けますが、スライド丸鋸に付属の目盛りでは精度が悪いため、パソコンのCADソフトで書いた15度の角度の紙を合板に貼りつけ、スライド丸鋸に乗せます。スライド丸鋸の刃を15度の合わせます。手持ちの丸鋸は、LEDライトが付いており、刃の影を投影することが出来ます。刃の影を15度に傾けたら、テーブルをロックします。

完成

脚と天板が出来上がったら組み立てていきます。ほぞはきつめにしたので、ハンマーで叩き込んでいきます。先端を15度に切った板で叩きました。

スライド丸鋸のフェンスにストッパーをクランプして、4本同じ長さに出来る様にして切っていきます。4本は完全に同じ長さになるよう切ることが出来ました。

次に鋸刃を15度傾けます。デジタル角度計をスライド丸鋸のテーブルに置いて、0度にリセットします。テーブルが0度に対して、角度計にはマグネットが付いているので、鋸刃に取り付けます。そして鋸刃を15度傾けてロックします。これで2面が15度傾いた状況が作れました。