平安時代の貴族の邸宅を寝殿造といいます。吹風殿はこの寝殿造を模して建てられています。屋根の高い建物が主屋(おもや)で寝殿ともいいます。寝殿の両側に対屋(たいのや)があり寝殿と透廊(すきろう)と呼ばれる屋根付きの通路で結ばれ、池のある庭園をコ字に囲っています。

五浦観光ホテル日帰り入浴

勿来の関公園・吹風殿

ホテルを後にして少し北へ向かい、福島県いわき市にある吹風殿(すいふうでん)に立ち寄りました。吹風殿は、勿来(なこそ)の関が歌枕に詠まれた「平安時代の歌人の住まいとその庭園」を現代に再現しています。丁度菊まつりが開催されていました。

北茨城にある五浦観光ホテルへ日帰り入浴に行きました。五浦は「いずら」と読みます。土浦から100kmぐらいありますが、まずは大津岬灯台に立ち寄りました。この灯台は昭和35年に設置点灯されましたが、東日本大震災で被災したので太陽光発電で建て替えられました。

ランチはホテルのレストラン椿です。ホテルを利用しない人も入り易い様、入り口は別にありました。海が見える展望レストランでした。焼魚定食1,700円を注文しました。

温泉は室内大浴場が1つ、露天風呂が2つありました。しかも誰も入っていません。写真撮影には絶好の条件です。

茨城県高萩市のたなつる工房にも立ち寄り、ウッドターニングの話をしました。

平潟漁港に立ち寄りました。古くから栄えた天然の入り江を利用した港。江戸時代は、東廻り航路の寄港地になっていた所です。

灯台の近くにある目的地の五浦観光ホテル別館大観荘に到着しました。入浴料は1,000ですが、ホテルのレストランで食事をすると半額の500円になります。まずは1,000円を払って入場します。温泉までは長い廊下があります。

露天風呂からは太平洋が見えます。景色は最高です。