2018年9月20日

サンドペーパーをかけると焼けは消し去ることが出来ました。最後にカルナバワックスをバフホイールでかけました。

スタンレーNo,4用ハンドルとノブの製作

図面に従って3/4"と1 1/4"の穴をフォスナービットであけ、その後バンドソーで外形をカットしました。これが終わるとハンドルをカンナに取り付けることが出来るので、確認のため取り付けます。問題なく取付が出来るので、次は外形を仕上げていきます。ディスクサンンダー、スピンドルサンダーなどを動員します。

購入した中古のスタンレーのカンナのハンドルとノブは、安い木に塗装したものだったので交換することにしました。材料は手持ちの桜の木にしました。

完成

次にノブを旋盤で挽きます。角材をチャックに取り付けスピンドルガウジで挽いていきます。オリジナルのノブは小さかったので、新しく作るものは一回り大きくしました。形が出来上がったらドリルでビスを通す穴をあけます。そしてカルナバワックスをかけて本体から切り離します。カンナ本体に取り付ける部分には、穴をあける必要があるので、まな板チャックでつかみなおして穴をあけました。そしてカンナ本体に問題なく取り付けることが出来るかどうか確認します。問題なければこれで完成です。

ハンドルには斜めにビスを通す穴が開いていますが、この図面を見ると一目瞭然です。四角い木の平らな面を下にしてボール盤で穴をあけます。桜材には垂直の当て木を使って完全に垂直に穴が開くようにします。穴があいたらハンドルの底面をバンドソーでカットします。カット面はディスクサンダーで仕上げました。それからバイスで固定してカンナ本体の出っ張りが入る大きな穴(φ15)をあけます。

新しいハンドルは少し高くして人差し指がハンドルからはみ出ないようにしました。ノブも大きくなっています。

手で持つ部分の角は、コロ付きのラウンドオーバービットで丸くしますが、ビットが全く切れなくなっているので、激しく焼けが出ました。新しいビットを買うのは、面倒なので、そのまま作業は進めましたが、焼けはサンドペーパーをかけて消しました。

古いハンドルとノブがあるので、それをコピーすれば作ることが出来ますが、LeeValleyがスタンレーのカンナのハンドルの図面を公開していました。それを使うのが便利なので、No,4用をプリンターで印刷しました。取り外したハンドルを図面の上に乗せると少し形が違うようです。違ってもかまわないので、図面通りに作ることにしました。図面を切って桜材の上にスプレーノリで貼り付けます。

ハンドル完成