2019年8月15日

クリスチャン・ヴェデルの鳥のオブジェの製作

頭と胴体が別々に分かれているので、向きや組み合わせ次第で何通りもの表情が楽しめます。」という鳥のオブジェをウッドターニングで挽きました。目の部分をどの様に作るかがポイントです。

完成

頭とくちばしを挽いていきます。スピンドルワークですのでそれ程難しくありません。

旋盤から取り外してバンドソーで4等分にします。白黒の境界を軸に丸く挽きます。これで目の出来上がりです。

キーとなる目を挽く

胴体、頭はウッドターニングをやっておられる方には簡単に挽けると思います。目の部分がこの作品を作る上で一番問題になります。早速挽いていきましょう。まず白目の部分となる、この場合はハードメープルに穴をあけます。チャックから外し保管します。次に黒檀を丸棒に削ります。直径は先ほど穴をあけたハードメープルにぴったり入る太さです。隙間が出来ないようサンドペーパーを使って直径をぴったりの太さにします。接着剤をつけて丸棒をハードメープルの中に挿入します。

頭の部分となる材料に穴をあけます。目の丸棒はドリルの直径に合わしてあります。穴に接着剤を入れて目を挿入します。白黒の境界線が45度傾くように挿入します。