バンドソーで曲線に沿ってカットします。

ルーターでカットした壁に近いところを切りますが、決して壁を切らないようにします。壁に近いところを切るので次のルーター作業を楽にさせます。

完成

2019年12月10日

Curved Inlay(湾曲したインレイ)

湾曲したインレイのまな板を作ります。材料はブラックウォルナットで、色が黒茶色なので白いハードメープルとブビンガをインレイします。まずはテンプレートを作ります。

接着

パイプクランプを使って接着クランプしました。1日放置した後、カンナでインレイ部の出っ張りを削りました。

塗装

レモンオイルを塗りました。

仕上げ

板の余分な部分をカットし穴をあけました。そしてサンドペーパーをかけ、出てきた木の粉をインレイの隙間に入れて、瞬間接着剤で固めました。色は黒いのですが、隙間があるよりきれいに見えます。そして四隅は角を丸くして完了です。

ベアリングの付いたストレートビットでバンドソーで切った下の部分を、上のルーターで切った部分と同じ高さにします。幅9mmの部分が無くなっているので、2枚の板を合わせても隙間が出来ます。

テンプレートの製作

9.5mm厚のMDFに自在定規で曲線を入れます。その線に沿ってバンドソーでカットします。カットしたMDFの曲面をサンドペーパーで滑らかにします。出来上がったテンプレートをワークの上にクランプします。切り離した反対側の板も両面テープで固定します。これはルーターを乗せた時傾かないようにするためです。9mmのストレートビットをルーターに取り付けて10mmぐらいの深さでカットします。

2本目のインレイ

もう1本インレイを入れます。テンプレートは最初に使ったものを角度を変えて置きます。1本目と同じプロセスで作業を進めます。2本目はハードメープルだけをインレイしました。全体に平らにするため自動カンナに入れました。

薄板カット

薄板カット治具を使って1.5mm厚ぐらいの薄板を切り出します。7枚で9.6mmぐらいになったので、サンダーで調整しました。