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2020年2月1日

じゃばら扉の製作

扉用の薄板を切り出します。厚み4.8mm幅12.8mmで切り出します。両面テープを使い板を重ねて21本分切ります。切り出したら本体に挿入して問題ないかどうか確認します。問題なければ帆布に接着剤で貼り付けます。

引き出しを作る

引き出しを作りますが、記事ではあり継ぎでやっていますが今回はさね接ぎで作りました。底板も入れて接着剤を付けてクランプします。直角になっていることを確認します。

じゃばら扉トップの箱(小物入れ)の製作

本体の組み立て完成へ

本体をビスケットで接着します。

帆布を貼り付けるために治具が必要になります。12mmの合板の上に板をクランプしました。左右の板はクランプ出来ないので、ネイラーで固定しました。薄板を21枚並べて作業台のバイスで押して隙間をなくします。板と板の間に接着剤が入るとじゃばら扉が曲がらなくなるので、板と帆布だけを接着します。帆布はジョイフル本田で買ってきました。1mx30cmで300円ぐらいでした。接着剤は布も接着できるものを買ってきました。接着剤を両面に塗った後5分〜15分(20℃の場合)放置後張り合わせることになっています。10分近く放置後接着し、重りを置きました。

Woodworker's Journalの2015年にじゃばら扉の箱の製作記事が出ていました。面白そうな記事だったので、作ってみることにしました。以前にルータービットを使ったじゃばら扉を作りましたが、今回は帆布を使ったじゃばら扉になります。記事は英文なので、作っている最中に簡単に確認できる様、6ページありましたが和訳しました。英語を和訳すると原文に拘束され、中国人が書いたような日本語になります。違和感のない日本語にするには時間がかかるので、直訳のままです。

オイルを塗った後、じゃばら扉を取り付け完成させました。

レモンオイルで塗装しました。

左右の円形の側板は木工旋盤が無ければバンドソーで切ってサンダーで仕上げるしかありませんが、旋盤があるので丸い板を切り出しました。スライド丸ノコで不要部分をカットして準備完了です。

製作開始

早速記事の内容通りに製作を始めます。まずはじゃばら扉の通す溝を切りますが、それ用のテンプレートをMDF板から切り出します。1:1図面が提供されているので、プリンターで原寸のまま印刷します。それをMDF板の上に貼り付けてバンドソーで切っていきます。サンダーなどで外側を滑らかにした後、溝はルターテーブル上で切っていきます。これでテンプレートは完成です。

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ルーターで溝加工

テンプレートを側板に両面テープで固定します。テンプレートに沿って深さ6.4mmの溝を掘ります。この部分にじゃばら扉が通ります。

溝が切れたら側板と底板、棚板にビスケットの溝を切ります。棚の部分の側板の溝は、切りにくいので、作業台のバイスに側板を取り付けて切りました。使っているのはグラインダーにビスケット用のカッターを取り付けて切っています。仮組み立てをして問題ないか確認しておきます。