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2020年3月20日

象嵌のランプスタンドの製作

サンダーで仕上げた後、レモンオイルを塗りました。

次に接着剤を付けてオスをメスの穴に入れて接着します。接着剤が固まった後、カンナで出っ張った部分をカットしました。

製作開始

まずは4辺の板を切り出す必要があり、手持ちの厚材からバンドソーを使って切り出しました。そして自動カンナで平らにした後、テーブルソーで接合面を45度にカットします。角度計では44.75°を示していますが、そのまま切りました。

インレイ加工

インレイ(象嵌)をアクセントをつけるために入れることにしました。インレイにはインレイキットとテンプレートが必要になります。まずはテンプレートをワークの上に固定するため、両面テープを貼り付けます。テンプレートの位置を合わせて貼り付けます。メスの穴から切っていきます。

友人に頼まれて高さ30cmで15cm角のランプスタンドを、桜材で作ることにしました。まずは桜材の挽き割りです。

完成

本体は桜材、インレイ部はパドック、底板はゼブラウッドを使いました。底板も桜材の方が良かったのですが、手持ちがありませんでした。

底板をカットします。パソコンで描いた線に沿ってバンドソーで切り出します。仕上げはディスクサンダーとスピンドルサンダーを使いました。

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接着

直角を出す為治具を切り出しました。この治具を使って接着剤を付けた後クランプしました。概ね直角は出ているようです。接着剤が固まるまで1晩放置しました。

底板の角をルーターで整形しましたが、一度に切ると刃が切れないので、焼けがひどくなります。2段階で切れるよう治具を作りました。底に続き上面も削りました。

内側はトリマで削り取っても良いのですが、ノミなどで取ることも出来ます。

センターピンをトリマに取り付けテンプレートガイドがトリマの軸中心に取り付けることが出来るようにします。右の写真は別のトリマですがセンターピンの先端をテンプレートガイドに挿入した状態でテンプレートガイドをトリマのベースに固定します。これが出来ていないと、インレイに隙間が出てしまいます。次にメスを切るので、テンプレートガイドに真鍮のリングをはめます。トリマを置いてテンプレートにガイドを当てながら切っていきます。一度に深く切らず3mm以下の深さで切ると良いでしょう。

オスの方はベンチバイスに固定して切りました。こちらの方はテンプレートにルーターのテンプレートガイドを押し付け内側に入らないように注意します。切った後はバンドソーで切ります。