ネジが切り終わりました。このままではネジを完全に締め付けることが出来ません。逃げ溝を根元の所に切る必要があります。高さはネジの谷より少し低くします。これで雌ネジの山が入るスペースが出来て、スピンドルアダプターにぴったりとチャックを締め付けることが出来ます。

スピンドルアダプターをモーターに取り付ける

出来上がったスピンドルアダプターをモーターに取り付けました。回転させてみるとほぼ芯が出ていました。チャックも取り付けましたが、外す時に苦労するので、鉄板をカットしてレンチを作り、スピンドルアダプターには、グラインダーで平らな部分を作りました。これでチャックの取り付け、取り外しは簡単に出来るようになりました。

ベッドの製作

旋盤のベッドを作りますが、鉄板と木のツーピース構造にします。必要な場所には、強度のある鉄を使い、オフさんが売っているツールレストを使えるようにするためです。まずはベッドの溝をテーブルソーに取り付けた、ダドーカッター(溝切りカッター)で切ります。そして19mmx6mm厚の鉄板をねじで取り付けました。

テイルストックの製作

四角い箱を作るだけです。ドミノを使いました。箱が組みあがったら、ボルトを通す板付きナットを取り付けます。ボルトを回すハンドルはウッドターニングで作りました。M12のボルトの先には回転センターの先端部分だけを取り付けています。

2014年4月3日

ダイレクトドライブ

モーターは1馬力の三相誘導モーターを使います。軸径は19mmになります。この軸にチャックを直接取り付けることは出来ませんので、チャックを取り付ける1"x8TPIの主軸に変換するスピンドルアダプターが必要になります。これは自作することもできますが、大変なので心境太鼓工房さんに頼めば、3,500円+送料で作ってくれます。しかし小生は真鍮棒を使って自作しました。

デルタの46-460はあまり使っていなかったので、ヤフオクで売ってしまいました。ところが木工旋盤で出張デモをやる必要が出来ましたが、運搬できる旋盤がありません。旋盤を買いなおすのもばからしいので、自作することにしました。主軸はモーターの軸を使うダイレクトドライブ方式にします。これはNOVAのDVR XPなどの旋盤でこの方式を採用していますが、プーリーを使っていないので、モーターの回転数に対して1/2、1/3の主軸の回転数にできないので、低速のトルク不足になります。しかし大きな馬力のモーターを使えば、問題はありません。三相誘導モーター+インバーターで自由に回転数を変えることが出来る旋盤を作ってみたいと思います。

スピンドルアダプターの製作

真鍮の棒をチャックでくわえ、φ19mmの穴をドリルであけます。モーターの軸が入る穴です。この穴を中心に外側も丸くします。

まな板チャックでつかみ直して芯を出します。チャックをきつく締めずに回転させながらレンチで押しました。チャックの締め付けの加減が難しいのですが、芯を出すことが出来ます。

1”x8TPIのネジを切る部分を削っていきます。真鍮でも木と同じように削れます。粉状の切りくずが出ると上手く切れていません。刃の当て方が正しければ、長いらせん状の切りくずが出ます。しかしこの切りくずは熱いので腕の上に乗るとやけどをします。長袖のシャツかタオルを左腕に巻きます。

ロックノブは旋盤で挽いて、M10の板付きナットを取り付けました。

スピンドルワーク

テイルストックが正常に使えるかどうか、スピンドルワークもやってみました。回転センターも上手く回り問題なく使えました。削っている所の動画は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。

完成

完成しました。鉄で出来たメーカー製の旋盤と比べて剛性で心配があります。モーターはインバーターで駆動しており、回転数の調整は自由に出来ます。ツールレストも自由に動くので、使いやすそうです。後は使ってみるだけです。

インバータ取り付け

インバーターは旋盤の台の左奥に取り付けました。コントロールボックスはモーターの台の下に取り付けました。右からON-OFF、回転数調整、正転ー逆転調整となります。

モーターの整備

モーターはヤフオクで購入した三相200V1馬力4極の物です。ベアリングがダメなのと、プラスティックのボタンの加工用に使っていたので大量のプラスティックの粉が内部に入っています。ベアリング交換と内部の清掃をしました。詳細は下の写真をクリックしてください。

木工旋盤の自作

お皿を挽いてみる

お皿を挽いてみました。旋盤がメーカー製と違って木で出来ているので、剛性不足です。刃を深く入れると、モーターの軸が動くような感じがします。刃をあまり深く入れなければ問題なく挽けます。結論としてオフさんで売っている1218VSという旋盤だと送料を入れて4万円以下で買えるので、あえて木工旋盤を自作する必要はないでしょう。下の写真をクリックすると挽いているところの動画を見ることが出来ます。

ツールレスト

バンジョーはオフさんで旋盤のアクセサリーとして販売している1218VS用の物を購入して使います。価格は2940円と安いので自作するより、買った方が自作するより使い勝手も良い物になるでしょう。購入したバンジョーはツールレストが付属していません。手持ちの3/4”ポストのツールレストを取り付けるため、5/8"の穴径を拡大しました。

デジタル回転計の取り付け

回転数を表示する部分はモーターの上にアルミテープで取り付けました。回転数を検出するホール素子は、モーターの軸の根元に取り付けたマグネットに正対させるためアルミ板で取り付けました。

ヘッドストックの取り付け

モーターの台となるヘッドストックを基盤に取り付けました。これも強度を出すためにドミノを使っています。主軸と回転センターの軸が合うようモーターの台の高さを調整しました。

下の写真はYahooのオークションで購入した、1"x8TPIのダイスです。国内ではこれを売っている販売店が見つからないので、買う場合はYahooかアメリカからと言うことになります。