2014年10月29日
穴があいたら継ぎ手を取り付け、本体を組み立てます。ドミノを使って組み立てました。
完成
左側には直線のストッパー、右側には台形のストッパーにしました。固定するには台形のクサビを打ち込むことで簡単に出来ます。これで両手でサンダーを持って作業が出来ます。ストッパーは材の厚みに応じて高さの違う物を準備しておく必要があります。
スリット板の貼り付けが終わったら持ち運びに便利なように取っ手を付けます。
スリット板をカットしてテーブルの上面に取り付けていきます。隙間は木片を挟んで一定になるようにしました。これもネイラーを使って固定していきます。ネイラーを使うと作業が非常に早く進みます。
製作開始
まずは本体の箱を作ります。2x4材を45cmと60cmにカットしました。底板は12mm厚のベニヤ合板を使います。集塵ポートを取り付ける後ろ側の板に穴をあけます。ポートのホース継ぎ手が穴に入るようスピンドルサンダーで穴径を調整しました。
ダウンドラフトとは「下向きの」という意味があります。何のことか分かりませんが、下向きの風が流れるテーブルということで、このテーブルの上でサンディングするとダストを吸ってくれます。集塵機とフィルターを内蔵している物もありますが、工房にある集塵機に接続して使うこともできます。下に自作の例を紹介しておきます。
完成して使ってみると、すぐに問題点が発生。テーブルの上に置いたワークを固定できないのです。片手で押さえていたのでは、作業がはかどりません。クランプの方法を考える必要があります。
空気の流れがスムーズになるよう、傾斜板を取り付けました。ネイラーを使って固定しています。
スリットの穴にL字型の板を挿入してストッパーにすることを思いつきました。スリットは木片を挿入してすべて同じ幅にしています。この隙間に入るよう板をテーブルソーでカットしました。