12mmのネジを切ります。これで鉄棒の準備は完了です。木のドラムの中に挿入します。瞬間接着剤を入れて叩き込みました。13mmのドリルであけた穴に13mmの鉄棒なので、かなりきつく木が割れないか注意が必要なぐらいです。

挽き終わったらハンドル部分を挿入してワッシャーを入れてダブルナットで締め付けます。これはハンドルを抜けないようにするためで、ハンドル自体は自由に回転します。反対側の鉄棒部分をドリルドライバーのチャックでくわえて回転させます。

完成

ドリルドライバーを取り付けた状態です。左手でハンドルをつかみ、右手でドリルドライバーを操作します。頻繁に使う場合は、太さの違うピンサンダーを準備しておくと良いかも知れません。

旋盤では鉄棒の部分をチャックでくわえ、回転センターで反対側を支えます。これで鉄棒を芯とした軸で挽いていきます。

2014年12月8日

ローリングピンサンダーの製作

製作開始

ハンドル部


まずハンドル部を旋盤で挽きます。チャックで丸棒をつかんで、先にドリルで穴をあけます。その穴を芯押し台の円錐コーンで押して必要な直径に挽きます。

スピンドルサンダーなどのテーブルの上に乗せることが出来ない大きいワークにサンドペーパーをかける道具です。これを楽天で買うと58,320円もします。回転させるエアーモーターも付いているので高くなります。しかしローリングピンを自作し手持ちの電動ドリルドライバーを使えば、安く仕上げることが出来るはずです。

ドラム部

次にドラム部分を挽きます。直径の大きな丸太があったので、それを細くカットしてからドリルで穴をあけます。バンドソーでカットできるよう手押しカンナで1面を平らにしました。

幅50mmのマジックテープ(ノリ付き)を巻きつけた後、サンドペーパーを巻きつけて完成です。

鉄鋼用のドリルで下穴をあけた後、長い木工用のドリル(13mm)で貫通穴をあけます。最初から木工用ドリルを使うと穴が真っ直ぐにあきません。次に12mmのネジを切るため13mmの鉄棒の先端だけを12mmまでグラインダーで削ります。ドリルドライバーに鉄棒を取り付け回しながらグラインダーで削ります。