2015年2月6日
車輪の清掃
車輪を外周のゴムを貼ってあったところは、接着剤とゴムが残っており、きれいに掃除をすることにしました。車輪を本体から外します。小さい方の止め輪を外すと車輪は本体から外れます。大きい方の止め輪を外すとベアリングを外すことが出来ますが、ベアリングは問題ないようなので、今回は交換しません。
小型のバンドソーの中古品を寄楽屋成田本店で購入しました。商品を車で持ち帰り、早速整備をします。車輪は3つのタイプですので、ふところ寸法が大きく取れるのが特徴です。車輪のゴムタイヤがなくなっているので、それは整備の時に取り付ける必要があります。交換用のゴムタイヤですが、販売店に在庫があることを事前に確認済みです。ゴムタイヤを入手できることを確認してからこのバンドソーを買いました。
下側のブレードガイドも上とほぼ同じ構造です。このベアリングは交換した方が良いので交換しました。。ベアリングは629Zです。
ブレードガイド
左右のブレードガイドは、少し変わっています。左側が45度の斜めに当たるようになっています。ブレードとの隙間の調整がやり易いのか?ブレードの背面は、ベアリングで受けるようになっています。ブレードガイドの隙間調整は、レンチなどが不要ですべて指でネジを緩めて素早く調整できます。良く考えて作られています。
車輪をまな板チャックでつかんで旋盤に取り付けます。回転センターで押して芯を出します。サンドペーパーでこびりついた、ゴム、接着剤を落としていきます。旋盤を使うときれいに掃除が出来ます。
整備完了
整備が一応終わりました。バンドソーのテーブルがぐらつくのは、小型のバンドソーでは良くある問題です。この対策をすれば問題なく使えるようになるでしょう。中古品なので全く切れないブレードが付いていましたが、これは新しいブレードを注文したので到着待ちです。
バンドソーの仕様
ベルトは3段式になっており、一番ブレードスピードの速い1200m/分ではサンドペーパー用、750m/分は木工用、120m/分は金属用となっています。
ゴムタイヤを3つの車輪に取り付けました。クランプをしてから取り付けますが、冬場はゴムが硬いのでかなりの腕力を必要とします。50℃以上のお湯に5分ぐらい入れて温めると、ゴム輪を何とか車輪に取り付けることが出来ました。取り付けている所の動画は右の写真をクリックすると見ることが出来ます。
車輪のゴムタイヤの交換
このバンドソーはBellmexインターナショナルが現在も販売しています。その販売店からゴムタイヤと取扱説明書を取り寄せました。早速交換すべく試みましたが、直径が車輪より小さく強く引っ張っても取り付けることが出来ませんでした。そこでお湯につけて柔らかくしてから取り付けることにしました。
整備開始
まずテーブルを取り外します。上面の4本のボルトを取り外します。テーブルの台はノブを緩めて取り外せます。ブレードも取り外して、本体の掃除をします。
モーター位置修正
ベルトを見ると正しいプーリーの位置にかかっておらず、モーターの位置をずらすことにしました。しかし十分な調整範囲がないので、木の板を底板に取り付け、その上にモーターを乗せました。