2015年6月25日

日立ベルトサンダSB11のメンテナンス

ブラシの確認

モーターのブラシの交換が必要ないか確認しました。取扱説明書を見ると6mm以下になると交換するように書かれています。長さを測ってみました。15mmと12mmだったので問題ないレベルです。内部をエアーで吹いて掃除した後元に戻しました。

整備完了

このローラーにはボールベアリングではなくすべり軸受けが使われています。部品番号42Aと43Aのローラーとメタルです。ローラーにガタがある方はこの部品が完全に摩耗しています。これでは全く使えませんが、ガタのあるまま回していたようです。この部品については、ジョイフル本田に行って取り寄せをお願いしました。入荷次第電話が来ることになっています。

シャフト、ワッシャーなどにも油を吹き付けサビを落としました。

キャタピラー板とゴムの洗浄

鋼板のキャタピラー板とその下のゴムを清掃しました。鋼板の方はクレ5-56を吹付け放置、ゴム板は水洗いしました。

ベルトに問題ないか確認しました。特に問題なしです。

ローラーの清掃

ローラーが汚れているので、清掃することにしました。旋盤に取り付けて回して磨いた方が良いと判断しその様に進めました。

ローラーを取り外すためメガネワッシャーを取り外します。簡単にローラーが外れました。

ローラー部の分解

空回りするローラー部を分解しました。まず横の3つのねじを外しました。抑えの鉄板が取れ、スプリングユニット全体が外れました。

日立の2段変速のベルトサンダSB11を2台ヤフオクで落札しました。形は全く同じですが、なぜか色が違います。製造時期によって色が違うのかも知れません。色の薄い方の空回りするローラーにガタがあります。早速メンテナンスを開始します。

部品入荷

部品が入荷しました。全部で4,080円でした。早速交換です。組み立ては簡単です。
ローラー:3,250円
ワッシャー:320円
シャフト:510円
合計  4,080円

ドライブ側のローラーのゴムに一部亀裂が入っていました。色の濃い方は問題なし。どちらもまだまだ使えそうな状態です。清掃だけで終わりです。