2015年11月20日

テーブルソー用留めきりジグの製作

額縁などを作るときに必要になる留めきりジグを作りました。テーブルソー用です。作り方について簡単に説明すると、直角(90度)の出た二等辺三角形の板を合板にネジ止めします。鋸刃に対して45度になるよう取り付けますが、少しずれてもOKです。テーブルソーの常盤の溝用のランナーをガタが出ないように取り付けます。テーブルソーに取り付けて途中まで切れば完成です。

完成

写真を撮るのを忘れましたが、ジグの直角の板はスコヤで完全に90度に合わせたつもりですが、接合面には少し隙間が出来ました。これが留めきりジグの難しさだと思いますが、90度の板を完璧に90度にするのは、あきらめてサンダーで修正しました。ディスクサンダーでの修正は簡単に出来るのでこの方が、現実的だと思います。完璧なジグが出来たとしても、湿気などで経時変化することもあります。と言うことでディスクサンダーでの修正した後、接着したのが下の写真です。

A~Dまでをカットしたところです。A'~D'までのカットは同じ長さになるようストッパーをクランプしてカットします。縦桟と横桟では長さが違うので、ストッパーの位置は2回調整する必要があります。

使い方

同じ長さの板を2組切り出します。切断する場所に印をつけます。下の写真のA~Dは、ジグの左側に置いてカットします。A'~D'までは右側で切ることになります。カットしたところは、正確に45度になっていませんが、AとA'を合わせると90度になっています。