2017年4月15日

フェンスは左側をボルト1本でテーブルと接続します。蝶ナットを使って固定できるようにしています。フェンスの位置はボルトを軸に回転させ、位置がが決まったら右側をクランプして固定します。ビットの穴は固定ベースでルーターを取り付けた後、ルーターを上に上げてビットで切ります。これでゼロクリアランスインサートの出来上がりです。右下の写真では直径36mmの穴が開いたところです。その下は8mmのストレートビットであけた穴になります。

1枚のMDF板を使ったルーターテーブルを作ることにしました。テーブル型、箱型にすると保管の場所が必要になるので、1枚板にしました。使わない時は壁にかけておくことが出来ます。MIRAIさんのトリマー天板セットのパクリで穴は2つにしました。フェースインサートを取り付けると、構造が複雑になる上に、境目で段差が出来るので材の送りに問題が出る場合があります。インサートが無いので、引っかかるところはありません。

ルーターの固定ベースは穴の位置によって動かす必要がありますが、MIRAIさんの商品の様にスライドベースは作れないので、取り付け穴を4x2組=8個あけることにしました。ビットの太さに応じて、固定ベースの取り付け位置を変えます。

製作開始

テーブルの板は18mm厚のMDF板(60cmx45cm)を使いました。合板でも良いのですが、MDFに比べると合板の値段は2倍ぐらいします。ルーターのMDF板に固定ベースを取り付ける穴を2組あけます。コテイベースを使って穴の位置を決めます。4本の皿ねじで固定します。

簡易型ルーターテーブルの製作

完成

固定ベースの穴を精度よくあけるのが重要ですが、それが出来ればこのテーブルは完成です。作業台の上でクランプするだけです。押し棒の柄を削ってみました。ベアリング付きのビットだったので、フェンスの設定は不要でした。削ってみるともちろん問題なく出来ました。