2017年6月16日
切削深さ
出来上がっていざ使おうとすると、切削深さを調整するノブがテーブルの下についています。半回転で1mmぐらい変わりますが、テーブルの裏側なので正確に操作できません。そこでデジタル表示できないか考えました。幸いタイヤの溝の深さを測るデジタルゲージがあったので、これを使ってテーブルの高さを表示できるようにしました。テーブルの裏側にデジタルゲージの先端が当たるようにして反対側からばねで押しました。これでテーブルの上下に応じでテーブルの高さの変化が表示されます。前と後ろテーブルの高さが同じであるときに、デジタルゲージのゼロリセットボタンを押して、表示をゼロにします。前テーブルを下げていくとその量に応じてデジタルゲージで表示されます。
フェンスの製作
フェンス側はカンナくずの排出口があるので、その部分には穴をあける必要があります。カンナの出っ張り部分の形をダンボールでとりフェンスに穴をあけました。
製作開始
まず電気カンナを乗せる台を作ります。カンナの背中の形をダンボールで切り出し合板をバンドソーで切りました。やすりで形を微調整して2枚の合板の台は完成です。
分解整備
マキタの1805Nという155mmの幅まで削れる電気カンナを利用して手押しカンナ盤を製作してみました。電気カンナはヤフオクで、1,500円で落札したものです。送料が1,200円ぐらいなので、2,700円ぐらいで入手できたものです。電気カンナは古い物なので、とりあえず分解整備をやりました。分解整備と言っても問題の箇所がないかどうかの確認と、掃除です。問題なさそうなので、元通り組み直しました。
電気カンナは台の上に乗っかっているだけなのでこれを固定する必要があります。そこで思いついたのが、カンナのプラスティックのハンドルを引っ張る方法です。両側の合板から木の棒を横に通してプラスティックのハンドルを下に引っ張って固定します。棒の通る穴をトリマで切りました。フリーハンドでやりました。横に通した棒の片側をM8のボルトで鬼目ナットを入れた木のブロックに向けて押し付けます。これでハンドルが引っ張られて、カンナが合板の台に押し付けられます。
後ろテーブルの製作
カンナの後ろテーブルは刃の幅だけなくて幅が狭くなっています。板状の木をフロントテーブル同様ビスで固定しました。後ろの延長テーブルは、ビスケットを使って組み立てました。天板にねじ穴が出ない様にするためです。
完成
下の写真をクリックすると動画を見ることが出来ます。
最終組み立て
フェンスと土台の合板をビスケットで接着しました。90度になるように注意してやっています。次にカンナ台と延長テーブルを土台の合板にねじ止めしました。電源スイッチも取り付けほぼ完成です。フェンスの裏側に10cmの集塵ポートを取り付けました。ここにブラストゲートを取り付け開閉できるようにしました。
前側延長テーブルの製作
前テーブルは短いので延長テーブルを取り付けることにしました。板の固定方法ですが、アルミのテーブルにタップをたて、板をビス止めすることにしました。ボール盤で下穴をあけてタップを切りました。バンドソーで切り出した板を問題なく取り付けることが出来ました。