2017年10月10日

下の写真をクリックすると動画を見ることが出来ます。

カバーの取り付け

車輪のカバーを10mm厚の合板で作って取り付けました。

本体の製作

車輪が出来たので、本体を合板を重ねて作ります。大まかな寸法を決めるため、車輪にブレードを取り付け寸法を決めます。12mm厚の合板4枚を使いましたので、厚みは48mmになります。

8インチバンドソーの製作

テーブルの取り付け

テーブルを取り付けますが、ブレードに対して完全に垂直になっている必要があります。垂直が出無いので、プラスティックシートを入れて調整しました。

10インチのバンドソーは、鉄と木の両方を切れるようにしましたが、ブレードは鉄鋼用の物が付いています。木を切る場合はこの鉄鋼用のブレードはあまり適していません。そこで10インチのバンドソーでは鉄を主に切り、新しく作る8インチでは木を切ることにしました。すでにラグナの14インチを合わせて、合計3台のバンドソーが揃うことになります。

完成

ドライブ側にM10mmの軸は内径15mmのベアリングで支えますが、内径10mm、外径15mmの真鍮のスリーブを作ってボルトの軸を受けています。ボルトを使うと車輪の固定、プーリーの固定など、ナットで出来るので便利ですがベアリングの内径にあうものが無いので、この様に真鍮のスリーブを使っています。この部品は、ホームセンターで売っているφ15mmの真鍮棒に9.7mmぐらいの穴をあけていますが、完全に中心に穴をあける事は難しいので、旋盤などそれなりの道具が必要になることが問題と言えば問題になります。

ブレードはジョイフル本田で売っていた、長さ1430mm、幅6.35mm、刃厚0.4mm、山数/インチ6山の物を購入しました。藤原産業のBSB-1W木工仕上げ用という物です。

電源スイッチも取り付けました。フェンスは使っていないテーブルソーの物を流用しました。

上側の車輪はテンションをかける機構とティルトさせる機構を設ける必要があります。木のブロックにM10のボルトを固定し、この木のブロックを上下とティルトさせるようにします。

車輪の製作

少しシミの入った丸太の半割があったので、バンドソーで挽き割って、2枚にしました。これを旋盤で丸くしていきます。

モーターは単相100V、200Wのモーターです。

空回り防止のためボルトナットにくぎを通しています。

モーターの取り付け

本体に上下の車輪を取り付けることが出来たので、モーターを取り付けます。本体に台も取り付けます。片側のプーリーは木で自作しました。

本体にベアリング用の穴を両側にあけてベアリングを取り付けドライブ側の車輪を取り付けてみました。本体に対して垂直に取り付ける必要があります。

上下の車輪を取り付けることが出来たので、ブレードを取り付け試運転です。電気ドリルでとりあえず回してみます。問題なくブレードが外れずに回りました。これで90%は出来ようなものです。

ベルトのテンションは木のブロックを台に固定し棒を突っ込んでモーターを押します。モーターを押しながらモーターの台のナットを締め付けます。

ドライブ側の車輪にはM10のボルトを通して両側からナットで締め付けています。片側のナットは板付きナットにしています。回転側の車輪には両側にベアリングを入れています。内径15mmの6202というベアリングを使い、軸はφ15mmの真鍮棒を使っています。