ウォームホイールの押しネジをM6で切ります。下穴は5mmであけタップを立てます。そしてギアの軸を作ります。12mmの鉄棒の両側をベアリングで支えます。合板でベアリングを固定する軸受けを作ります。ギアボックスが組みあがったら問題なく回るかどうかドリルを取り付けて確認します。

ウォームホイールには、上下動ストローク用のベアリングを取りつけます。ベアリングは6200を使ったので、内径は10mmです。M10のボルト用のタップをギアに切りベアリングを固定できるようにしました。

スライド機構

ギアボックスの外側に箱を作って、内側のギアボックスをスライドできるようにします。これには引き出し用のスライドレールを使います。スライドレールは長すぎるので、不要な部分はカットしました。自由に箱がスライドすることを確認したうえで、上下動ストローク用のベアリングが、左右にしか動かないよう板を取りつけました。ギアは回転していますが、左右にしか動かないので、本体の箱が上下動するようになります。

電気ドリルは235Wの物ではパワー不足だったので、マキタの500Wの物を使うことにします。回転数は2000RPMですが、これぐらいがスピンドルサンダーとしては適当です。

テーブルの製作と取付

テーブルの寸法は市販品と同じ370x370mmにしました。18mm厚の合板にインサートを挿入する丸い穴と段差を「作りました。テーブルの4隅は丸くしました。インサートは木工旋盤で丸く挽きます。インサートに12mmの穴をあけたものを作り、テーブルを固定する位置決めに使います。テーブルは9本の木ネジで固定しました。

空いている作業台に木ネジで固定しました。少し振動が出るのでつっかい棒を取りつけました。

ウォームギア

上下動機構にはウォームギアを使います。しかしこのギアにはあまりなじみがありません。メーカーのサイトでどの様なものか調べてみました。その結果ネジのピッチにあたるモジュールという言葉と1条、2条という言葉が出てきました。ギアを注文するときにはこれらの仕様を指定する必要があるので、どのような意味か調べました。その結果モジュールは2が適当でした。1はネジ山が低くピッチが細かいので、壊れる危険性がありそうで、3は大きすぎます。2条ネジは1回転で2ピッチ進むネジですので、これは普通の1条にしました。2条ネジは早く開閉したいペットボトルの蓋などに使われているそうです。そしてギアの内径は12mmの鉄棒を軸にする予定なので、φ12mmを選択しました。ウォームホイールの方は直径が上下動ストロークに効いてくるので、64mmの物を選びました。もっと直径の大きいものだと上下動ストロークを大きくすることが出来ます。2つのギアはMonotaroに注文しました。両方で2,400円ぐらいです。

2018年4月1日

電気ドリル利用スピンドルサンダーの製作

ギアボックスの製作

ギアを取り付ける箱を18mmの合板で作ります。6202というベアリングを箱の上下に取付け、12mmの鉄棒を通します。鉄棒をベアリングに差しただけでは、上下方向に動くので、カーラーを真鍮で作って鉄棒が上下方向に動かないようにしました。

ボール盤を利用して足踏み式のスピンドルサンダーを使っていました。しかしボール盤は非常によく使う電動工具なので、余計なものを取り付けたくありません。そこで専用のスピンドルサンダーを作ることにしました。市販のスピンドルサンダーを調べてみると、安いものでは2万円以下で購入できますが、上下動ストロークが16mmしかありません。高価なものでも25mmです。

   上下動ストローク 消費電力 価格 
 SK11  16mm  330W 18,642円
 KERV 22mm  375W  47,520円
 FTY-OST 25mm  375W  84,240円

自作するスピンドルサンダーは25mmより上下動ストロークが大きく取れるものにしたいと思います。さらにスピンドルを回すモーターと上下させるモーターは電気ドリル1個でできる機構にします。これで構造もシンプルになり故障もしにくくなります。それでは作っていきましょう。

ベルクロ(マジックテープ)をG17という接着剤で巻き付けます。その上に75mm幅のサンドペーパーを2段に巻きました。ドラムにはバンドソーで切込みを入れサンドペーパーの巻きはじめをこのスリットに入れて、はがれにくいようにしました。

完成

電源スイッチを取り付け12mmの板を削ってみました。問題なく削ることが出来ました。無事完成です。右下の写真をクリックすると動画を見ることが出来ます。

スピンドルドラムの製作


木工旋盤でドラムを挽いていきます。中心に12mmの穴をあけてこの軸を中心に挽きます。直径の異なる3本のスピンドルドラムが出来ました。ドラムの駆動は主軸に3mmの穴をあけ、曲がったくぎを叩き込みました。両側の不要な部分を切り取り、ドラムにつけたスリットとかみ合うようにしました。これで主軸でドラムを駆動することが出来ます。