2018年5月29日

完成

完成しました。34cmぐらいのところまでクランプすることが出来ます。何キロぐらいまで圧力をかけることが出来るか?体重計で測定してみました。TANITAの体重計は、なぜか100kgを超えるとエラーになります。もっと圧力をかけることが出来ますが、測定不能です。面積の広い合板を接着することが多いので、このクランプは役に立つと思います。

ロングリーチクランプの製作

ハンドルの製作

四角い角材からクランプを回すハンドルを作ります。旋盤で形を作ります。12mmのボルトを通す貫通孔をあけます。

右のような広い板をクランプする場合、中心付近をクランプすることが出来ません。板の周辺だけをクランプしますが、中央部分に十分な圧力を加えることが出来ないので、今回作るクランプはこの中央付近をクランプするためのものです。まずは12mm厚の合板を4枚重ね合わせます。板の厚みは48mmになりますが、幅64mmの「こ」の字型にバンドソーで切り出します。長編は450mm、短辺は350mmぐらいになります。1枚の板から2個取ります。

締め付け部分の反対側に角板を接着しました。これで出来上がりです。

ボルトの先端の押す部分は、自由に回転する必要があります。ボルトとナットにくぎを通す穴をあけてナットの両側にワッシャーを入れて空回りするようにします。外側にウッドターニングで挽いた木のカバーを取り付けます。

ワークを締め付けるボルトは板付きナットで押しつけます。ナットの出っ張った部分はクランプ本体に埋めるので、本体にナットの直径より大きい穴をあけます。ボルトを通す穴もあけます。