2020年2月1日

使い方

耳付きの板などをテーブルソーで切る時に使えます。まずはテーブルソーの上を前後に滑らすそりが必要になります。そりにはTスロットを取り付け、ホールドダウンクランプを取り付けることが出来るようにしておきます。Tスロットにボルトの頭を入れてノブを締め付けます。これでしっかりとワークを固定できます。

下の写真のようなホールドダウンクランプは市販品がありますが、木から切り出して作ってみたいと思います。材料は181ｘ70ｘ38mmの桜の角材です。まずはボルトを通す横長の穴をボール盤で6.5mmの穴をあけていきます。端から57mmと70mmの位置です。両側に穴をあけてその間は何度かドリルを通して滑らかな横長の穴にします。

25mmの円を描きます。そして19mmの半円から線を入れて、バンドソーで切り出します。サンドペーパーをかけておきます。

19mmの丸棒を旋盤で挽きました。クランプの幅に切り、さらに上部を平らにするために切ります。6mmのボルトが通るよう穴をあけておきます。

19mmのフォスナービットで横に穴をあけます。そして穴の中心から上をカットします。

製作動画　↓

完成

旋盤で締め付け用のノブを挽いてホールドダウンクランプは完成です。