2020年3月15日
カローラスポーツにはオートブレーキホールドが装備されています。非常に便利なもので、信号待ちなどでブレーキを踏んで止まると、自動的にブレーキがかかるようになっています。これでブレーキを踏んでいなくても、車が前に動くことはありません。信号が青になって発進するときは、アクセルを踏めば自動でブレーキが解除されます。この便利な機能ですが、HOLDボタンを押した後、エンジンを切ったり、シートベルトを外すと解除され、また押す必要があります。前の状態を覚えて毎回押さなくてもONになるようにするのが、オートブレーキホールドキットです。これを取り付けていきます。キットの内容は右下の写真の通りですが、内張はがしまで付属していました。また国内メーカーの製品なので分かりやすい取り付け説明書が付属していました。またYouTubeでの動画もあり取付方法は簡単に理解できます。早速取り付けていきます。
キットの反対側のコネクターをステアリングコラムの方へ配線します。センターコンソールの下側からコネクターを引き出しその下側を通した後、内張を1枚はがします。はがした所からコネクタを上のステアリングコラムの方へ通します。そしてステアリングコラムの下側に差されているコネクターを引き抜き、キットを割り込ませます。
ステアリングコラムの下側のパネルと取り外すため、左右と下のネジ3本を外します。左右のネジはエンジンをかけてハンドルを回してネジの頭が見えるようにして取り外します。下側を外すときはエンジンを切ります。
コントロールユニットを小さいコネクターに差し、両面テープを取り付けます。コントロールユニットは取り外した、下側のパネルに取り付けパネルを3本のネジで固定して取付は完了です。エンジンをかけてシートベルトを締めると自動でHOLDランプが点灯するようになりました。シートバルトを外すと解除されますが、また締めるとランプが点灯します。これで車に乗るたびにスイッチを押す作業から解放されました。トヨタは最初からこの様にしてくれればよいのですが、国内メーカーは、どれもこの様になっています。ボルボなどは一度押しておけば、エンジンを切っても前の状態を覚えていてオンになります。安全上の問題もないと思います。
次にセンタコンソールパネルを外します。裏側のコネクターを外して間にキットを割り込ませます。