2015年3月31日(火)
トイレットペーパーホルダーの修正
以前作ったトイレットペーパーホルダーの押さえ板ですが、サンドペーパーのかけ方が悪かったのか段が付いています。毎日使っていると気になるので、作り直しました。今度は旋盤に取り付けた、直径の大きいサンドローラーで仕上げると上手く曲面を作ることが出来ました。これで毎日身持ち良く用を足せます。
 三菱液晶テレビの障害
昨日はテレビがON-OFFを繰り返す問題が発生。故障したと思い、三菱の修理センターへ朝から電話をかけたが全くつながらない。昼ごろまで電話をしていて半日がつぶれてしまった。予定の木工が出来なくなってしまいました。原因はテレビに内蔵されているソフトウェアを更新するため、放送電波を利用して、各家庭のテレビ(他社製品も含む)にデータを配信する仕組みになっている。 三菱によると他社が更新したデータが悪さをしてこの様な障害が出たという。技術が高度になるのは良いのですが、この様な問題が出るのは困ったものです。
2015年3月30日(月)
木製バターナイフの製作
バターナイフのプロジェクトキットを使って6本ぐらい作りましたが、非常に評判が悪い。ステンレスの刃が安物ぽく、刃先が鋭くない。これではバターを上手く切り取れないという不満です。小生はクラフトサプライで売っている物を買っただけなので、このクレームには対応できません。他にアメリカで良いバターナイフを売っていないか探しましたが、見つけることが出来ませんでした。そこですべて木で作ってみることにしました。殆ど横型ベルトサンダーで形を作り、最後はサンドペーパーを手でかけました。これだと刃先を鋭くすることもできますが、練習しないとバターナイフの形を上手く作ることが出来ません。沢山作るときは何か方法を考える必要があります。
2015年3月29日(日)
ビスケットの膨らみ
新木場木工交流会で10mm厚位の板の木口同士を貼りあわせる方法がないか、質問が出ました。小生はビスケットを使えば簡単に強度のある接着が出来ると、提案しましたが皆さんビスケットは接着剤を入れると膨れるので、薄い板では使えないという。そこで10mmぐらいの板を使って木口同士をビスケットで接着してみました。板が上下方向にずれないよう、押さえの板を取り付けてクランプしました。接着後の平面を出すためです。1日放置後接着部とそうでないところの板厚を測ってみると、0.2mm程度接着部が分厚くなっていました。この程度はまったく問題ないレベルでサンダーで容易に修正できる量です。ビスケットに対する偏見を持たないよう、次回の新木場木工交流会では説明するつもりです。
2015年3月28日(土)
ベルトクランプの締め付け改善
市販のベルトクランプは締め付け部が弱いのでしっかり締め付けることが出来ません。上総木工交流会のFKWさんが考案されたベルトテンショナーは簡単な構造の治具で市販の鉄のクランプを使えるようにしたものです。小生もFKWさんの治具を真似して作ってみました。簡単な構造なので短時間で作れますが、一応アラレ組にしましたが、強度が不足するので、板を1枚追加しました。
2015年3月27日(金)
ケヤキの引き割り
ドォーパに小生の工房が紹介されてから、初めての工房訪問者です。工房の見学と分厚い板の挽き割りを依頼されました。工房の見学の後、厚さ42mmのケヤキの板を3枚に挽き割りました。ラグナのバンドソーに岩崎目立加工所の19mmの新品のブレードを取り付け挽き割りました。新品のブレードなので、バンドソーに取り付け後ドリフト調整をやりました。めずらしくフェンスは殆どテーブルに平行になりました。つまり真っ直ぐに押せば真っ直ぐに切れるのです。普通は右か左にある程度傾けないと真っ直ぐに切れません。左右のアサリが均一に出来ているのかも知れません。いずれにせよ、問題なく挽き割りが出来て、その後自動カンナをかけて、板を持って帰って頂きました。亀城工房では簡単に出来ますが、バンドソーのない方は、分厚い板を貰っても困る人が多いようです。おかげで小生には良い物が回ってきます。
2015年3月26日(木)
粗挽きの歩留まり
粗挽きの盃ですが全部で19個挽きました。挽いてから3週間ぐらいでチェックしてみると2個割れていました。割れたものを見るとぱっくり大きく割れています。これでは完成させることは出来ないのでゴミ箱行きになります。しかし残りの17個は全く問題がありません。割れ止め防止剤を塗っていなければ、全滅だったことが予想されるので、割れ止め防止剤の効果は絶大です。Artisan Woodsealer という割れ止めを使っています。
2015年3月25日(水)
オリンパスデジタルカメラTG-3
また病気が再発してデジカメを買ってしまいました。今度買ったデジカメは1cmまで寄って顕微鏡撮影の出来る15m防水のカメラです。顕微鏡撮影には、別売りのLEDライトを取り付けることが出来ます。試しに刃先の写真を撮ってみました。
2015年3月24日(火)
上総木工交流会
上総木工交流会は千葉県君津市久留里の「森林体験交流センター」で毎月第三土曜日に開催されています。小生は海外旅行でもない限り必ず出席しています。今月の交流会では、先月に続き材木を頂きました。しかも材木だけでなく、チャック回転センター、やすり、サンドペーパーなども貰って帰りました。AOYGさん有難う。この方は工房を最近閉鎖され、在庫の材木、道具類を自宅の工房にすべて持って行けないので皆さんに配ってくれています。お返しに来月は旋盤で何か挽いてお渡しする予定です。
2015年3月23日(月)
リョービBS-50Nバンドソー電源スイッチの交換
バンドソーの電源スイッチは本体の横に付いており押しにくく、ボタンの位置も正面からは見えません。そこでスイッチを交換することにしました。ジョイフル本田荒川沖店に行くと100V30Aの電磁接触器が売られています。モーターの電流は15Aなのでこれで持つと思います。この電磁接触器を使ってON-OFFすることにしました。バンドソーの正面から見えるところにスナップスイッチと電源ランプを取り付けました。これでこのバンドソーの整備はほぼ完了です。この状態で使うことにします。詳細な整備状況は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2015年3月22日(日)
リョービBS-50Nバンドソーのスタンド製作
2x4材でバンドソーのスタンドを作りました。10度の角度で2方向に転んでいます。組み立てはすべてドミノを使いました。ドミノはほぞを切るのに比べ非常に早く出来上がります。
2015年3月21日(土)
リョービBS-50Nバンドソーの整備(PartⅢ)
曲線切り用なので6mmのブレードに変更しましたが、ブレードガイドが幅広用なので、上手くブレードをサポートできません。そこで木でブレードガイドを作り取り付けました。
2015年3月20日(金)
アトリエ・エスカル 山梨工房訪問
東京の都心、茅場町にアトリエ・エスカルはあります。作品の販売ギャラリーは道路から中を覗き込むことが出来る、大きなガラスのウインドウが印象的です。現在は7名の作家の作品がならべられています。作家が7名なので並んでいる作品が多彩で見ていて飽きることがありません。ギャラリーの後ろにはウッドターニングの工房があります。旋盤はVicmarcのVL200を導入されています。この高級旋盤を見ると工房主の本気度が感じ取れます。お近くに行かれたらぜひ立ち寄られることをお勧めします。
2015年3月19日(木)
リョービBS-50Nバンドソーの整備(PartⅢ)
このバンドソーにはフェンスが欠品で付いていません。しかし純正のフェンス(定規)はガタがあってあまり良い物ではないので、自作することにしました。10mmのボルトと鉄板を使ってテーブルを前後から締め付ける方法でフェンスを作りました。さらに高い板を取り付け挽き割りも出来るようにしました。フェンスにはドリフト調整機構を付けました。
2015年3月18日(水)
リョービBS-50Nバンドソーの整備(PartⅡ)
バンドソーにはフェースインサートがないので、幅の狭い木を切るときは、隙間に落ち込む危険性があります。そこでフェースインサートを挿入しました。インサートは切り目を入れずに、バンドソーを回しながら押し込んで行きます。これでゼロクリアランスインサートの取り付けが出来ます。ブレードは岩崎目立加工所の6mmのブレードに変更しています。これで曲線切り用として使います。
2015年3月17日(火)
リョービBS-50Nバンドソーの整備
ヤフオクで落札したリョービのバンドソーBS-50Nの整備を始めました。まずブレードガイドをロックするノブがボルトになっていました。オリジナルの部品が壊れたかで、ボルトに交換されたものと思われます。しかしこれでは、毎回スパナが必要になるので、木のノブを取り付けることにしました。テンプレートを使ってルーターテーブルでノブを切り出しました。小さい物をルーターで削る場合は、直接手で持つと危ないのでクランプを使っています。無事完成して取り付けることが出来ました。
2015年3月16日(月)
スポークシェーブ 14インチ木工旋盤

リブロスデルムンドさんが発売された新型の木工旋盤です。1馬力のサーボモーターが使われているのが売りのようです。確かに1馬力とは思えない強力なモーターで、ガウジの刃を深く入れても3馬力のモーターのように止まることがありません。モーターの外観を見ると非常に小さいので、0.5馬力程度に見え心細くなりますが、実力は低速から高速まで非常に力強いものでした。組み立て精度も問題ないのですが、問題は市場で実績がないことです。Vicmarcの旋盤なら、329000円の価格は受け入れられますが、実績のないこの旋盤はどうでしょうか?20万円ぐらいなら間違いなく買いなのですが、、、ヘッドは回転させることが出来ますので直径の大きいものも挽けますが、ベッドの上では直径36cmまでになります。挽いている所の動画は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。

2015年3月15日(日)
常磐線の東京駅乗り入れ
常磐線の終点は上野でした。東海道新幹線などに乗るには東京駅まで行く必要があり、今までは山手線に乗り換える必要がありました。しかし3月14日からは土浦から東京駅まで直通で行けるようになります。東京にあまり行くことはありませんが、便利になりました。今日は新木場木工交流会なので、特急で東京まで行くことにして、電車に乗ると何時もはガラガラなのに満席ではありませんか?東京直通を記念して、団体ツアーが企画されていた様です。途中まで立って行きましたが、途中で席が見つかり座れました。しかしちょっと疲れました。
2015年3月14日(土)
岩崎目立加工所のブレード到着
注文してあったブレードが到着しました。今回は金属用のブレード1本を含めて5本を購入しました。木工用は幅6mmと19mmを買いましたが、刃先に高周波焼き入れをしているとのことだったが、焼き入れの跡がはっきり確認できました。金属用は14TPIです。鉄板を問題なく切ることが出来ました。これで当面はラグナ14SELとリョービのBS-50Nは、ブレードのことを気にしないで使えそうです。国内で販売している安価なブレードが見つかったので、今後はこの会社の物を使っていく予定です。
2015年3月13日(金)
バンドソーゼロクリアランスインサート
バンドソーのゼロクリアランスインサートが振動で割れてしまいました。生木を大量に挽いた時に割ってしまったようです。作るのは簡単なのでハードメープルで作り直しました。板が出来たら切込みは、バンドソーで切りながらはめ込みます。
2015年3月12日(木)
ポプリのターニング
100円ショップへ行くとポプリの香りの素が売られています。ポプリとは室内香のことで、壺の中に香りの素となる花、葉っぱ、ハーブなどを入れて香りを楽しむものです。それを今回はケヤキで挽いてみました。詳細は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2015年3月11日(水)
Thien方式サイクロン
サイクロンとは集塵機が吸い込んだ空気を本体内部で旋回し、その遠心力でゴミと空気を分離して集塵する遠心分離方式の集塵装置のことです。国内でこれを購入しようとすると、2馬力の物だと15万円以上の出費になります。そこで自作する人がいますが、円錐形の部分の製作が難しく躊躇するのが一般的です。アメリカのサイトでは最近Thein方式のダストセパレーターを作っている人をかなり見かけます。従来のサイクロンと違って、円筒形なので作りやすく、ゴミと空気の分離性能も優れています。小生もサイクロンを持っていなければ、自作するのですが、すでにあるので自作の必要性がありません。最近アトリエ木蓮さんが作られ、写真を送ってくれました。それが下の写真です。アトリエ木蓮さんは、3馬力の強力な集塵機を使っておられるので、透明のポリカーボネート1.5mm厚を使われました。集塵中も変形せず問題なくゴミと空気を分離するという。この方式は、J.Phil Thienさんが考案し、アメリカでは沢山の人がそれを自作しています。詳細はThien dust separatorで検索してみてください。
 
2015年3月10日(火)
ケヤキのお皿のターニング
上総木工交流会で頂いたケヤキでお皿を挽きました。簡単なウッドターニングなのであまり説明の必要はありませんが、チャックのつかみしろをどの様にして仕上げるかです。この様な場合は真空チャックがあれば簡単に出来ます。チャックでつかんだまま主軸から取り外しテイルストックに取り付けるリーバースチャックです。これで芯が出ます。真空ポンプを作動させた後、チャックを取り外して挽いていきます。出来上がったお皿は、材木を頂いた方にプレゼントします。
2015年3月9日(月)
ドォーパ手作り週末木工
3月8日はドォーパー手作り週末木工の発売日です。早速イオンモール土浦の本屋へ行くと、置いてありません。気を取り直してTSUTAYAへ行くと置いてあったので買ってきました。工房紹介の1ページ目は、亀城工房の全景で、小生がテーブルソーで作業中の写真になっています。ドォーパのカメラマンさんはキヤノンの5D+シグマ12-24mmの超広角レンズを持って居られました。下の写真は小生が3枚撮影して合成したものですが、雑誌の写真とほぼ同じアングルです。工房訪問を希望の方が居られましたら遠慮なくご連絡を下さい。メールアドレスは上のウッドターニングDVDの販売のところにあります。今回のこの本には、私の自作治具大公開という記事などがあり、内容が豊富でお買い得だと思います。
2015年3月8日(日)
ブレードのヤニ取り
バンドソーのブレードのヤニ取りはヤニクリーンを使っていましたが、1缶使い切ったのでホームセンターへ行って雷神を買いました。ラベルはがし用ですがヤニも取れるという情報があったので、使ってみました。しかし小生の環境ではヤニクリーンで上手く取れていたものが雷神では取れません。生木の製材をやってひどいヤニが付いていたからかも知れませんが、取れないのでヤニクリーンを通販で注文しました。
2015年3月7日(土)
スライド丸鋸ゼロクリアランスインサート
スライド丸鋸のインサートは広い隙間のあるものです。インサートを外してみると、大量の木が下に落ちていました。この隙間はない方が良いに決まっているので、ゼロクリアランスインサートを取り付けることにしました。既存のインサートを木ねじで木の板に取り付け、バンドソーでぎりぎりまでカットします。その後フラッシトリムルータービットでインサートと同じ大きさに切り出します。板が出来たらネジ用の穴をあけて本体に取り付けました。そして丸鋸の刃でインサートをカットして完了です。
2015年3月6日(金)
木夢楽工房訪問
千葉県市原市にある木夢楽工房を訪問しました。350坪の広い土地に建つ工房です。建屋は自分でほとんどを作られたというのが驚きです。詳細は下の写真をクリックしてください。
2015年3月5日(木)
上総木工交流会の無料材木
上総木工交流会では時々無料の木をもらえることがあります。小生はいつもお世話になっていますが、今回は交流会の後、チェーンソーで木を切って持ち帰る予定だありましたので、厚さ50mm幅250mm長さ2mぐらいのケヤキを1本だけ頂きました。木をきって持ち帰る予定がなければ、もっともらったのですが、残念、、、皆さん板の引挽き割りが出来ないので、分厚い板を敬遠されます。それは小生にとって好都合です。ウッドターニングにも使えるし、薄い板が必要ならバンドソーで挽き割ります。
2015年3月4日(水)
中屋 名工ノコギリ
新潟県燕三条にある中谷は縦引き横引き兼用の名工のこぎりで有名です。スエーデン鋼を使いインパルス焼き入れをやっています。鉄を急速に加熱した後、急速に冷やすと非常に硬い焼き入れができて、のこぎりには最適のものになるという。これを上総木工交流会のSGTさんが、のこぎり木工用にアサリのない物の開発を中谷に依頼されました。交流会では試作品を見せて頂いたが、6月には製品が出来上がるという。
2015年3月3日(火)
工房用デジカメの購入
工房で撮影に使っているデジカメはマイクロフォーサーズのレンズ交換式、ミラーレスの一眼レフです。レンズ交換式でないデジカメはゴミが入りにくいのですが、一旦入ってしまうとメーカーの修理工場行きになってしまいます。しかしレンズ交換式だと、ごみを取る振動機構などが付いており、ごみの心配をしないで工房で使えます。長い間使ってきたパナソニックのDMC-GF1というカメラを落下させ、フラッシュが正しい位置にポップアップしなくなりました。普通はフラッシュを使いませんが、逆光の場合とか穴の中などはどうしてもフラッシュが必要になります。そこで買い替えることにして、ヤフオクで中古品を探します。交換レンズはあるので、本体だけ売っているのを探したところDMC-GF5というのが見つかりましたので、落札しました。現行モデルはGF6なので一世代古いモデルになります。本体の重量は225gと随分軽くなっています。1210万画素でGF1と同じ画素数であるのは評価できます。画素数が上がれば画質が上がると思っている人が居ますが、それはそんなに簡単にはいかないのです。工房で使う場合は、600万~800万画素もあれば十分ですが、その様なデジカメが売られていないので買えません。今後の工房内での写真はDMC-GF5で撮ることになります。
2015年3月2日(月)
T型6角レンチ
VM100用の8mmのレンチを紛失してしまいました。そこで手持ちのL型のレンチに木の取っ手を取り付けT型にしました。このT型の方が間違いなく回しやすくなります。接着剤だけですが今のところ十分な接着強度があります。
2015年3月1日(日)
丸太の製材
 庭の桜とビワの木を切って、盃、茶筒などを作ってくれとの依頼を受けて、チェーンソーを持って行って切ってきました。持ち帰った丸太は、直径20cm以下なので亀城工房の14インチのバンドソーでも問題なく製材出来ます。丸太を切る治具を使って、製材をしていきます。細い物はハンドスクリュークランプを使いました。製材が終わると粗挽きをすることになりますが、とりあえず割れ止め防止剤を塗って保管します。粗挽きは暇な時にやることにします。