テーブルの角度を確認しました。スコヤをブレードの両面に当てて直角になっているかどうか確認したところ、完ぺきな直角が出ていました。

2015年2月26日

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ゼロクリアランスインサート

インサートはありませんので、細い物を切るときに不安定になります。ゼロクリアランスインサートを作りました。幅広のブレードの場合は取り付けることが出来ませんが、6mmのブレードの場合は問題なく取り付けることが出来ます。

ドリフト調整

直線の出た面に平行に線を引いて、その線に沿って切っていきます。真っ直ぐに押したのでは線から外れるので、左右どちらかに傾ける必要があるでしょう。半分ぐらい切ったところでバンドソーを止めて木を動かさないようにします。マジックインキで木に沿って線を引いてその線にフェンスを合わせます。赤い線にフェンスを合わすことが出来れば、ドリフト調整は終わりです。フェンスのネジを締め付け、フェンスの面が動かないようにします。

リョービBS-50Nの整備

次に角材の上にもう一本角材を重ねて斜めに動くようネジで取り付けました。片側を支点にして角材が動くようにしました。この角材にフェンスの板を取り付けました。

ヤフオクで落札したリョービの10"のバンドソーBS-50Nがらくらく家財宅急便で送られてきました。この様に2人で来て希望の場所に置いてくれます。

車輪の回転数を測定すると1089RPMでほぼ目標通りの回転数になりました。ブレードの速度は869m/分となりました。

整備完了

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ブレードガイド

ブレードガイドは幅広のブレード用に設計されているようで、6mmのブレードを取り付けると上手く設定できません。そこでベークライトのガイドを取り外し、ハードメープルの木を取り付けました。

押しねじを取り付けました。

直径130mmのプーリーを旋盤で挽いていきます。ベルトの溝はパーティングツールでカットしました。

ブレードスピードアップ

車輪の回転数は500RPMです。車輪の直径が254mmなのでブレードの速度は下記の通り計算できます。
0.254x3.1416x500RPM≒400m/分と木工用としては遅すぎます。標準の幅51mmのブレードの場合は、この速度で良いのですが、幅6mmの細いブレードの場合は、2倍の800m/分ぐらいが適当です。そこでモーターのプーリーを2倍の大きさにして、車輪の回転数を1000RPMにして、ブレードスピードを800m/分にアップします。

フェンスの製作

フェンスが欠品になっていましたので、ドリフト調整が簡単に出来るフェンスを作ることにしました。

角材にボルトが通る溝を切って、片側に鉄板を取り付けます。この鉄板は自由に動くよう木ねじは完全に締め付けず、途中で停めてあります。バンドソーの前からノブを締め付けると、鉄板がひきつけられてテーブルに固定されます。

ベアリング交換

車輪のベアリングは問題ないようなので、ブレードガイドのべリングだけを交換しました。

ブレードガイドをロックするねじがボルトになっていました。これでは回しにくいので、ノブを取り付けました。ノブをルーターテーブルで切り出し10mmのボルトを取り付けました。

分解

分解してベアリングなど問題ないか確認します。あまりサビがないので、サビ落としは一部の部品だけです。