2015年1月31日(土)
Bellmex卓上バンドソー
10インチのバンドソーですが、テーブルが鋳鉄製のリブロスさんの物を買うことにしました。レクソンのBS-10K2のテーブルはアルミ製なので、重量が軽かったのでしょう。やはり鋳鉄製のテーブルの方が良いという判断を下して、リブロスさんが売っている10インチのスチールシティのバンドソーを購入すべく、リブロスさんに連絡すると、ブルーラインの10インチ以上のバンドソーはすべて在庫がない。入荷はいつになるか分からないという。リブロスさんのサイトに一言文句を言わせて頂くと、在庫の有無を表示すべきだと思います。オフさんのサイトでは、在庫ありなしが表示されています。

気を取りないおしてヤフオクなどでバンドソーを探しましたが、良い物がありません。そこで寄楽屋、成田本店に行って探してみると、BellmexのBDF-2という3ホイールのバンドソーが見つかりました。バンドソーの左下にサンドペーパーも付いており、3段変速です。ブレードスピードは1200m/分、750m/分、120m/分でそれぞれサンドペーパー、木工用、金属用と使い分けることが出来ます。21,000円+消費税=22,680円です。買うかどうか迷うところです。
 車輪のゴムがはがれてしまっているので、修理が必要です。調べるとこのモデルはまだ販売されているので、販売店に保守部品があるかどうか問い合わせました。保守部品があれば購入することにします。
 
2015年1月30日(金)
10インチバンドソーの導入
挽き割り専用に使っていたリョービのBS-401Bですが、7.7万円で売りました。福島県の方が、軽トラックで取りに来て持って帰られました。なくなってみると、ラグナの14インチのバンドソーだけです。曲線切りだと6.4mm以下のブレードを取り付けることになりますが、分厚い物を切るときはもっと幅広のブレードを使いたくなります。やはり1台では不便になります。そこで小型のバンドソーを曲線切り専用に購入しようかと考え始めました。10インチクラスのバンドソーは沢山販売されていますが、何とか使えそうなのは下の2機種です。スペックだけを見るとBS-10K2がモーターの馬力も挽き割り高さも上回っています。しかし気になるのは重量が28kgと軽いことです。プラスティックを多用した、剛性の低いものではないかという心配です。どちらにするか悩んでいる所です。
 販売店 リブロスデルムンド  オフコーポレーション
 型番   50110JP  BS-10K2
 モーター  0.5馬力  3/4馬力
 最大挽き割り高さ  155mm  180mm
 フトコロ寸法  245mm  254mm
 最大ブレード幅  12.7mm  13mm
 テーブル寸法  360x320mm  345x345mm
 テーブル傾斜  48°右/10°左  45°右
 集塵ポート  100/73/49mm  65mm
 本体寸法  680x600x1420  460x540x910
 重量  38kg  28kg
 価格  49,000円  43,200円
2015年1月29日(木)
ヤニクリーン
ヤニクリーンでバンドソーのブレードに付いたヤニを掃除しました。バンドソーに取り付けたままでは出来ないので、バンドソーからブレードを取り外し新聞紙の上に置いてヤニクリーンをスプレーしました。5分も放置するとヤニが浮き上がってきますので、ぼろ布で拭き取ります。きれいにヤニを取り去ることが出来ます
2015年1月28日(水)
ハンドスクリュークランプの製作
下の写真の様なハンドスクリュークランプを自作しました。詳細な作り方は、下の写真をクリックしてください。
2015年1月27日(火)
バンドソートナカイの製作
バンドソーでトナカイを切り出しました。糸鋸は嫌いですが、バンドソーは分厚い物も、曲線切りも出来で好きです。アメリカの木工ショーに行った時に、バンドソーのアクセサリーを販売している、Carterのブースでトナカイを切り出すデモをやっていました。その時は、フリーハンドで切り出していましたが、非常に早いので見ている客は驚きます。小生にはその様な曲芸は出来ないので、図面をワークの木に貼り付けてその線に沿って切っていきました。バンドソーの調整がきちんと出来ておれば、問題なく出来ます。カットしている所は、下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2015年1月26日(月)
6角形の箸の試作
5角形とか6角形の箸を作る場合テーパーの付いた治具に角材を取り付け、カンナで削るというのが一般的な様で、それ用の治具も販売されています。3,000円なので買っても良いのですが、木工旋盤を持っているのでこれを活用することにしました。
まず箸の形に 丸く挽いた後、ツールレストにトリマを乗せるテーブルを取り付けトリマで削ります。フェンスでトリマが削るラインを決めます。最初の面が削れたら、主軸を60度回転させロックし同様にトリマで削ります。同じことを6回やれば完了です。
 テーブルの面が狭いので十分にトリマを送ることが出来ません。木の台を取り付けテーブルの面積を広くしました。これで6角形の箸を作る準備が出来ました。
2015年1月25日(日)
バンドソーブレードの折りたたみ方
バンドソーのブレードはそのまま保管すると直径が大きいので、非常に場所を取ります。一般的には3コイルに折りたたんで保管しますが、アメリカから1/8"(3.2mm)のブレードを買うと5コイルで送られてきました。そこで5コイルに折りたたむ方法を考えることにしました。簡単でした。まず3コイルにたたんでから、3つの輪のうち1つを大きくして3コイルの時と同様に折りたためば、5コイルになります。下の写真をクリックすると動画を見ることが出来ます。同じ長さの14"用のブレードは3コイルだと直径が302mmですが、5コイルだと181mmになります。
2015年1月24日(土)
工房の見取り図更新
ドォーパの取材があったので、工房内の整理整頓をやった結果、電動工具の配置も変わりました。CADの図面を更新しました。今現在はこの図面通りですが、すぐに変わると思います。

別件ですが今日ガソリンを入れると1リッター120円でした。1週間ぐらい前に入れた時は126円でしたので、随分下がっています。全国平均は132.8円で、茨城県は和歌山県、千葉県に次いで3番目に安い県になっています。ストーブもガスストーブから灯油の石油ファンヒーターに切り替えました。
2015年1月23日(金)
穴うめ用ウッドパテ
穴うめ用のウッドパテという物が売られています。穴を埋める木の種類を選択することが出来ます。ラワン用というのを買って使ってみました。木の隙間を上手く埋めることが出来ました。小生にはぴったりの商品です。しかし隙間が出来ないよう努力することは、忘れないようにします。
2015年1月22日(木)
トゲ抜き手術
木工をやっていると結構指にトゲが刺さることがあります。もちろん自分で抜く努力をしますが、どうしても抜けないことがあります。そこで外科に行って抜いてもらうことになります。土浦に来てから初めてのトゲ抜きですが、外科専門の病院へ行って抜いて頂きました。まず指に麻酔の注射を打ちます。これが非常に痛いのですが、麻酔が効いた後は指をメスで切ってもまったく感じません。無事にトゲが取れました。化膿止めの抗生物質をもらって終わりです。わずか5分で完了しました。
 
2015年1月21日(水)
留め継ぎの事前準備
留め継ぎの接着面は木口になります。接着剤を導管が吸い込み十分な接着強度を得ることが出来なくなる場合があります。そこで木工ボンド:水=1:1で混ぜた液体を木口に塗ると良いそうです。導管をふさぐ接着剤と水を混ぜたものを塗った後、1日放置します。そして本番では普通に接着剤を塗ってクランプします。事前に導管をふさぐ作業をしているので、接着面に十分接着剤が付きます。これで完璧な接着が出来ます。
2015年1月20日(火)
ボール盤用木製バイスの製作
ボール盤用の木製バイスを作りました。詳細な作り方は下の写真をクリックしてください。
2015年1月19日(月)
テープカッターの製作
テープカッターを木で作ってみました。木で作ると重量が軽くなるので、下側に鉄板を入れて重量アップを図りました。作り方の詳細は下の写真をクリックしてください。
2015年1月18日(日)
ナッツクラッカーの製作
殻つきのクルミなどを割る、ナッツクラッカーを作りました。材は桜ですが、良い木だったのできれいな仕上がりになりました。詳細な作り方は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2015年1月17日(土)
保冷温庫を購入
保冷温庫を購入しました。漆、接着剤などの保管庫として使用します。操作は簡単でUP/Downのボタンを押して希望の温度に設定します。15℃に設定したいのでUP/Downボタンでその温度になるよう設定するだけです。室温が低い場合は、ヒーターが働き、室温が高い場合は、ペルチェのクーラーで冷やします。室温が高すぎたり、低すぎたりすると設定温度から外れてしまいますが、入れていないよりはましでしょう。ヤフオクで1,500円で落札し、送料が1,650円だったので、全部で3,150円でした。
2015年1月16日(金)
木のボルトの製作
 木のボルトとナットを作りました。雄ネジはトリマ、雌ネジはタップを使ってネジを切っています。3万RPMで回るトリマを使っているので、雄ネジはきれいに切れます。タップを使った雌ネジは、木目に平行に切るときれいに切ることが出来ます。詳細は下の写真をクリックしてください。
2015年1月15日(木)
キッチンペーパーホルダーの製作
キッチンペーパーホルダーを作りました。ロールの脱着は右側にボルトネジを切ってノブを回すことで取り付け取り外しが出来るようにしました。反対側は固定式です。
2015年1月14日(水)
ドォーパの取材チーム来亀城工房
3月8日発売のドォーパの週末木工の工房紹介に小生の工房を掲載するとのことで、本日取材がありました。女性の記者さんとカメラマンの2人で13時に来られ16時半過ぎまで居られました。どの様な工房紹介になるか楽しみです。カメラマンもやはりプロの撮り方なので、さぞかしきれいに撮れていると思います。光をきちんと当てればきれいに撮れるということです。
2015年1月13日(火)
拭き漆(PartⅡ)
ぐい飲みを6個挽いたので漆を塗ってみました。教えてもらった通りにやるとかなりうまく塗れるようになってきました。ムラが少し出ていますが、拭き取りが不十分だったようです。細かなロクロの傷もところどころ残っていますが、OKレベルだと思います。拭き取りに使うウエスがなくなったので、使い捨てゴム手袋と一緒にMonotaroに注文しました。綿95%です。
2015年1月12日(月)
拭き漆
お皿、一輪挿しなどを塗ってみました。ケヤキ、桜などはきれいに漆が乗ります。傷が残っていたりすると激しく結果に表れます。冬場は漆を塗る環境としてはあまり良くないのですが、改良型の漆室は機能しているようで、良く乾きます。朝夕の2回漆を塗ることが出来ます。
 下の写真の物はサンドペーパーをきちんとかけていないものです。傷のある部分が黒く筋になっています。漆を塗る前にははっきり分からない傷もあり厄介ですが、今回の物は傷がはっきり付いている物にどうなるか塗ってみました。漆を塗る前に見えているような傷の場合はひどい結果になることが分かりました。漆を塗る場合は丁寧なサンドペーパーがけが必要になります。挽き方も旋盤を高速で回し、薄く削リ取って木地を損傷させないように注意します。
2015年1月11日(日)
漆室の改良
電気毛布はパワー不足で十分に温度が上がらなかったので、やはりパネルヒーターを使うことにしました。パネルヒーターを使う場合は、漆室の容積が不足するので、大型の収納ケースに変更しました。温度、湿度を安定させるため、ファンを入れました。ファンは普通に回すと風量が多すぎて、庫内の埃をかき混ぜる恐れがあるので、セメント抵抗(320Ω)を直列に入れました。これで回転数がかなり落ちてゆっくり回るようになりました。空気をかき混ぜた結果、温度、湿度が安定するようになりました。温度は20℃~25℃、湿度は70%~85%になるように設定が出来ました。漆室はこれで使えるようになったので、拭き漆の作業を進めて行きます。
2015年1月10日(土)
漆室の製作
小型の漆室をプラスティックの収納ケースを使って作りました。以前は木の箱を使って作りましたが、水で濡れて木の箱が変形します。水漏れもあるので、この収納ケースを使う方法は理に適っています。すのこを敷きその下に濡れ雑巾を置きます。4面は木の板を置いて桟を2段に出来るようにしました。パネルヒーターを入れるとかなり内側が狭くなります。詳細は下の写真をクリックしてください。
そこで電気式座布団を収納ケースの下に敷いて加熱することにしましたが、温度が十分に上がらず失敗です。何か改良を考える必要があります。なお収納ケースを使うと天板が結露して、水滴がワークに落ちるので、新聞紙を挟んで蓋をします。 
2015年1月9日(金)
作業台下の収納
角ノミ盤を置いている小型の作業台の下の空間があいているので、収納ケースが置けるよう棚を取り付けました。ちょっとした改良ですが、非常に便利になりました。
2015年1月8日(木)
テーブルソーのフロントフィードテーブル
テーブルソーの前側にテーブルを取り付けることが出来るようにしました。長い物を切るときに使います。使わないときは横にずらして物置にします。片側はフロントのレールに引っ掛け、反対側は2本の脚を付けました。脚は高さ調整が出来ます。
2015年1月7日(水)
バンドソーブレードの研磨
バンドソーのブレードが切れなくなってきました。グラインダーで研ぎました。少し時間はかかりますが、簡単です。グラインダーのテーブルにブレードを置いて研磨していきます。グラインダーはインバーター式なので、回転数を落として削りすぎないように注意します。研ぎ初めにはマジックインキで印をつけておき、終わりが分かるようにします。研ぎ終わると、良く切れるようになりました。何回でも研げるかというと違います。先端に付いているステライトがなくなるとダメなので、2回ぐらいでしょう。
2015年1月6日(火)
ケンコーの顕微鏡を購入
kenko STV-40Mという20~40倍の顕微鏡を買いました。送料込みで1,500円以下でした。デジタルカメラを接眼レンズに当てると写真も撮ることが出来ます。かったーの刃を撮ってみましたが、上手くいきます。カメラのレンズの径と顕微鏡の接眼レンズの径が合わないので、真ん中に来るよう調整する必要があります。そこでウッドターニングでカプラーを作って取り付けてみました。少し硬めに入るように調整しました。これで刃物の研ぎについて気楽に写真が撮れるようになりました。
2015年1月5日(月)
ドミノ集塵フード

作業台の上に集塵ポートが1つありそこから、ドミノなどを使う時に集塵ホースを取り付けています。しかしドミノ本体の集塵ポートが小さく、今まではガムテープを巻いて取り付けていました。しかし毎回ガムテープを巻くのは面倒なので、アダプターを挽いて取り付けました。ビスケットなどはそのまま取り付けることが出来ます。

2015年1月4日(火)
電気ドリル式木工旋盤
電気ドリルを使った木工旋盤を作りました。材料はすべてホームセンターで揃う物です。またローコストを意識して作りました。詳細は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2015年1月1日(木)
謹賀新年
 新年あけましておめでとう御座います。今年も木工関連の情報を発信していきますのでご期待ください。お正月はおせち料理を頂きます。元旦には伊勢海老を食べる予定です。日記の更新は1月3日からになります。。