2013年6月30日(日)
コンソールテーブルの製作(PartⅣ)
出来あがった台形のブロックを接着します。間にアクセントをつけるため、ブラックウォルナットの板を挟みました。ドミノが通る穴をあけています。万力で固定して作業を進めました。2つずつ接着し、それを接着していきました。ドミノを使っているので、しっかり接着できました。クランプで押せなくなるので、手で出来るだけ長く押しました。
2013年6月29日(土)
コンソールテーブルの製作(PartⅢ)
ドミノツールを使って接着面に穴を掘っていきます。ドミノは一番大きい物を使いました。上手く接着出来るかどうか仮に組み立ててみました。問題ない様です。
2013年6月28日(金)
コンソールテーブルの製作(PartⅡ)
半円形の部分は一般的には薄い板を曲げて貼りあわせて作る様ですが、亀城工房では寄木でやります。寄木の壺に比べると大きくなるので、ドミノを使って接合面を強化します。
 手押し、自動カンナを使って板を準備します。それを11.25度の角度でカットします。16分割です。
  台形にカットした後、4層に接着します。
  台形のブロックが出来あがりました。
2013年6月27日(木)
コンソールテーブルの製作
コンソールテーブルとは何か?下のカッコ内の説明の通りです。小生は上流階級ではありませんが、その装飾用のテーブルを作ってみることにします。理由はちょっと良い壺を持っていますが、置く場所がないのです。それでこの壺を置くテーブルを作ることにしたわけです。

「18世紀の上流階級のオテルやカントリー・ハウスで,大広間の壁面に取り付けられた装飾用のテーブル。甲板に大理石が用いられ,その上に肖像彫刻,置時計または花瓶などがのせられて,壁面装飾のアクセントの役割を果たした。とくにロココ時代には大型の壁鏡の下に備えられて室内装飾の効果を高めた。コンソール・テーブルは,一般的には後脚がなく前脚2本で甲板を支えるのが普通の形式であるが,ときには貫(ぬき)で互いに連結した四脚式の形式もみられる。 」

形は下の写真の物で幅は60cmの半円形の小さい物です。これを作ることにしました。
2013年6月26日(水)
西洋木工ロクロの世界展
愛知県瀬戸市の井上重信さんの西洋木工ロクロの世界展が開催されます。7月1日~25日までです。場所は京都市左京区聖護院山王町25-19にあるギャラリー369です。今回の展示の中心は、ギャラリーの性格上仏塔(骨壺)が中心になりますが、茶器、ワインカップなども並ぶようです。お近くの方はまたとない機会ですので、見に行かれたらいかがでしょうか?詳細は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
 工房訪問
 小生は7月初旬に材木調達の為、岐阜の銘木市場へ行きます。栃とか桜を準備してもらっています。そのついでですが3か所の工房訪問をします。田中ロクロ工芸工房楔などへ行きます。今回は夢工房さんと一緒ですが、小生は2回目の訪問になります。ついでに京都まで回りたいのですが、今回は時間的に無理なようです。
2013年6月25日(火)
20cmバリアブルスピードグラインダー購入
ウッドターニングで使われるグラインダーは、砥石が20cmで回転数が半分のハーフスピードグラインダーの使用が推奨されます。砥石の幅も25mmの広い物が好ましいのですが、この様なグラインダーを国内で買おうとすると、非常に選択肢が狭くなります。オフさんからバリアブルスピードの2,200~3,000RPMのグラインダーが発売になっているので、購入しました。回転数を測定すると、2、007RPM~2,998RPMでした。低い方の回転数がもう少し下がれば良いのですが、砥石は25mm幅のWA砥石が付いており、最初にウッドターニングを始めようとする方には選択肢になります。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2013年6月24日(月)
木工旋盤体験教室
亀城工房の初心者向けの教室はマンツーマンなので付きっきりで教えています。旋盤はデルタの小型の物がありますが、大型のVL300を使ってやっています。この日はケヤキの20cmの浅いボウルを挽いて完成させ、持って帰って頂きました。小生が作るのと同じぐらい綺麗に出来あがりました。この方はデルタの46-460を購入されましたが、自宅でじっくり練習したいと言っておられました。小生が教えているときは、キャッチングはほとんどしませんが、自宅では教えたことを忘れないようにしてほしい物です。
2013年6月23日(日)
パワーサンディング用ドリルの整備
パワーサンディング用のドリルですが、スイッチがドリルの刃の近くに付いています。これにより片手でサンディングする時に安定してやることが出来ます。回転数が1,400RPMと低いのは2段ギヤで回転を落としているからです。整流子のところが汚れていたので磨きました。グリスアップして蓋を閉めました。ベアリングの交換も簡単に出来そうですので、いずれやってみたいと思います。
2013年6月22日(土)
ケガキゲージ購入
ケガキゲージを購入しました。送料を入れて5、600円です。これを購入したのは、スピンドルワークで角材のセンターを見つけるのに便利だからです。中心がずれて旋盤に取り付けてしまうと、捨てる量が多くなります。鉛筆で4本線を引く必要がありますが、精度よく中心を見つけることが出来ます。
2013年6月21日(金)
D-Way Toolsスピンドルガウジ用ハンドルの製作
D-Wayのガウジ用のハンドルを作りました。問題はシャフトの太さが1/2"(12.7mm)ではなく13.2mmであることです。D-Wayは専用のハンドルを売っているので、それを使えばまったく問題ありませんが、手持ちの木で自作する方が安上がりです。金属製のハンドルを1本持っておれば差し替えて使うことは出来ますが、使う時にいちいち差し替える必要があります。小生はそんなことが面倒なので、木で全部作っています。もちろん穴掘りツールのような特殊な物は金属のハンドルを使っています。最初の話に戻ると13.2mmのドリルを持っていないのです。13mmであけて後は細いガウジで穴を拡大して何とかシャフトを挿入できました。今後D-Way Toolsの刃物を購入することがあるので、この太さのドリルを買っておく必要がありそうです。
2013年6月20日(木)
アクリルのボトルストッパーの製作
友人から頼まれてアクリルのボトルストッパーを挽きました。アクリルは切りくずがワークにからまって、木の物より時間がかかりました。サンドペーパーをかけて後、仕上げはプラスチーポリッシュを使って細かい傷を取り除きました。木とはまた違う感じで結構気に入りました。材料を木の様に手持ちの物が使えないのが難点です。
2013年6月19日(水)
ゲームコールのターニングキットの自作
ゲームコールのターニングキットを自作してみました。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2013年6月18日(火)
振動バレル研磨機
ガウジの溝はフライス盤で削った細い筋が、一般的には入っています。しかしD-Way Toolsの刃物は、振動バレル研磨機で磨いているという。そこで下記の3本のスピンドルガウジの溝のマクロ撮影をやってみました。結果はD-Way Toolsの言う通り、溝が綺麗になっていました。Onewayとトンプソンは違いの差こそあれ、筋が入っていました。つまりD-Wayの刃先が1本の線になっているが他のはなっていないということです。筋の山の部分は分厚く、谷の部分は鋭いということになりますが、全面鋭い方が良いに決まっています。今までトンプソンのガウジを愛用していましたが、D-Wayに乗り換えることにします。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2013年6月17日(月)
グラインダー砥石のバランス
オフさんから購入した砥石のバランスを取ってみました。車のタイヤと同様にバランスを取る必要がありますが、それは砥石が均一に出来ておらず芯が出ていないからです。重心が砥石のど真ん中にある必要がありますが、実際はその様になっていません。そこで真鍮の棒に砥石を差して2つの平行で水平な台の上に置きます。木の棒では抵抗が大きいので金属を使っています。この状態から手を放すと、砥石の重い部分が下になるよう回転して、振り子運動が始まりますが、いずれある位置に止まります。砥石の重い部分を下に止まったわけです。そこで砥石の12時の位置に鉛をテープで仮止めします。この状態から90度回転させて手を放します。バランスが取れていなければ、また回転します。その場で止まればバランスが取れたことになります。シャープニングの時に刃物が、砥石の上でバウンドする方はやって見て下さい。
2013年6月16日(日)
ゲームコールの製作
 アメリカでは銃の規制がないので猟がさかんに行われているようです。そこで動物の鳴き声に似せた笛、ゲームコール(呼び笛)を使って動物をおびき寄せています。クラフトサプライでは、カモ、アヒル、ガン、鹿、フクロウなどの鳴き声のゲームコールが売られています。キットは音が出る笛の部分だけで、音色室とストッパーはウッドターニングで作ります。そのゲームコールを挽いてみました。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2013年6月15日(土)
楽市工房訪問
茨城県ひたちなか市の楽市工房さんへ行ってきました。本格的にウッドターンングを始めたいが、集塵機など工房の設備の増強について相談があった。旋盤はVL200をすでに導入しているので、その点は問題が無い。しかし工房が狭いので、VL200に見合う機械を入れにくいのが悩みです。庭に余裕があるようなので、工房の拡張も含めて検討する様アドバイスさせて頂いた。工房の詳細は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2013年6月14日(金)
木工旋盤体験教室開始
茨城県の方でウッドターニングを教えてほしいという方が、何人かおられます。旋盤は2台しかないので、JWAの様に6名の生徒さんに同時に教えることは出来ませんが、マンツーマンの指導なら問題なく出来ます。近場の方を対象に木工旋盤の体験教室を開催することにしました。午前中3時間、昼食をはさんで3時間の合計6時間の初心者向けの教室です。授業料は旋盤、刃物の使用料、材料代を含んで5,000円です。詳細は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2013年6月13日(木)
スリーポイントステディの自作
知り合いの方がカーターのスリーポイントステディを購入されました。長めの壺を挽くそうです。これは50cmまでの旋盤用なので、60cmのVL300では別売りの台を付けてかさ上げする必要がありますが、このオプションの値段が高すぎるので、自作することで本体だけを輸入代行しましたが、到着したらVL300でそのまま使えるという。小生も自作の物を持っていますが、24mm厚の合板で作っているので、強度不足でグラグラしています。このカーターの物を購入しようと考えましたが、本体は$360、送料を入れると5万円近くになるので、購入は断念しました。そこで合板の厚みを36mmにしたものを作り直すことにしました。36mmで作ってみると非常にしっかりしています。材料費は6千円ぐらいで済みましたので、カーターを買うより随分安く上がりました。出来あがったスリーポイントステディの性能には満足しています。詳細な作り方は2段目の写真をクリックして下さい。
2013年6月12日(水)
リーデルのワイングラス購入
ワイングラスが割れてしまったので、リーデルのペアのワイングラスを購入しました。赤ワイン用ですので、香りが逃げないよう上部がすぼんでいます。ガラスが薄いので割れやすいのですが、丁寧に扱って、今度は割らないように注意したいと思います。

訂正:このグラスはブルゴーニュ産の赤ワイン用のグラスで、赤ワイン用だからグラスの口がすぼんでいるのではないそうです。つまりこのグラスではボルドーの赤ワインは飲めないという。仕方がないのでボルドー用も買うことにします。ブルゴーニュよりボルドーのワインの方を良く飲みます。
2013年6月11日(火)
自作テーブルソーの電気ブレーキ
埼玉県の方が芝地式のテーブルソーを作ったが、丸鋸の電気ブレーキが利かない。小生のサイトで外部スイッチで、丸鋸内臓の電気ブレーキが利くようにしていたが、どの様に配線すればよいかメールで質問があった。質問の主は電気のことは、ほとんどわからないというので、実体配線図を書いて送ってあげた。配線図は小生など問題なく理解できますが、電気のことが詳しくないとまったく理解できません。中学生の頃に真空管ラジオを組み立てたことがありますが、その当時の雑誌には実体配線図が掲載されていました。その実体配線図と、普通の配線図を見比べているうちに、普通の配線図が分かるようになりました。話は埼玉県の方に戻りますが、この実体配線図で、無事に外部スイッチを切ると電気ブレーキがかかるようになったそうです。芝地式のテーブルソーも綺麗に出来ています。集塵も工夫されていました。
2013年6月10日(月)
リョービバンドソーの高フェンス
リョービのバンドソーの方にも高フェンスを取り付けました。既存の鉄のフェンスにM6のネジを切り、これに平らな板をねじ止めしました。テーブルと直角が出ているか確認して問題なかったので、このまま使うことにします。
2013年6月9日(日)
ミンディの4段チェスト購入
ミンディの4段チェストをヤフオクで見つけて購入しました。チェストは自作するつもりでしたが、安い物を見つけたのでつい買ってしまいました。しかし購入したような、物を自作するとなると相当に時間がかかるし、脚の部分など作るのが難しいと思います。亀城工房の電動工具が泣きますが、購入した4段チェストの到着を待ちます。
2013年6月8日(土)
JET Vortexコーン
JETの集塵機はVortexコーンなるものが内臓されています。この円錐状の板のおかげで、ゴミの分離が飛躍的に良くなるという。大きなゴミはすべて下のゴミ袋へ入り、非常に細かい物だけフィルターの方に行くので、フィルターが目つまりしにくくなります。またフルターを掃除するブラシが付いており、外側のハンドルを回すとゴミを掻き落とせるようになっています。JETの古い集塵機ではこのVortexコーンが付いていないので、自分で取り付けて好結果を得ている人たちがいます。サラダボールを流用したとか、鉄板を使ったとか、話題になっていました。KERVの集塵機は同じような形式になっているので、このVortexコーンを取り付けてみたらいかがでしょうか?Vortex Cone Technologyの詳細については下の写真をクリックすると見ることが出来ます。ジャンプした画面の右上に動画があるので見て下さい。サイクロン集塵機並みの分離能力です。
2013年6月7日(金)
テーブルソー拡張テーブル
テーブルソーの右側に拡張テーブルを取り付けました。またその下のあいたスペースに物置台を置いて、プッシュスティック、マイタイゲージなどを置けるようにしました。これで少し使いやすくなりました。
2013年6月6日(木)
グラインダー砥石の購入
オフさんが販売している8インチ・ホワイトアランダム砥石というのを購入しました。Monotaroなどでもグラインダー用の砥石は販売されていますが、幅が19mmのものしかありません。日立、東芝などの8インチグラインダーは、19mmまでの幅の砥石しか取り付けることが出来ないことになっているので、25mm幅の物が売られていないのでしょう。しかし日立のグラインダーなどはネジがフルにかかりませんが、25mmでも取り付けることが出来ます。オフさんの売っている物は、アメリカ仕様?の25mm幅です。今回は#46の物を購入しましたが、型番を見るとWA46N5Vとなっています。これはWA砥石で、ウッドターニング用の合金鋼などに最適の物です。小生は高い物よりこれがウッドターニング用に最適と考えて居ます。発熱が少ないのと、高級品の様に早く削れないのが研ぎ直しには有利だからです。今後は砥石がすり減って買い替える必要が出た時は、このオフさんの物を買うことになります。
2013年6月5日(水)
亀城工房開設1周年記念DVDの製作
亀城工房開設1周年を記念して、工房紹介のDVDを製作しました。収録時間は50分で工房の紹介とビーディングツールの使い方を紹介しています。自分でしゃべりながら撮影しているので、カメラのブレがひどすぎます。撮りなおしを考えています。
2013年6月4日(火)
ビーディングツールの柄の製作
ビーディングツール用のハンドルを製作しました。D-WAY Toolsからビーディングツールが到着すれば、このハンドルに取り付けることになります。8本は桜の木です。オイル仕上げをするとなかなか良い色になりました。
2013年6月3日(月)
ガウジ利用のビーディングツール
1/4"ディテイルガウジの刃先をグラインダーで平らにしてビーディングツールもどきを作ってみました。上手く行くかどうか分かりませんでしたが、問題なく切れました。本物のビーディングツールに比べると、刃が薄いので、ボウルガウジなどでは振動が大きくなるでしょう。溝の浅いディテイルガウジでやったので、上手く行ったものと考えます。
2013年6月2日(日)
75mmディスクパッドをAliExpressから購入
AliExpressという通販サイトをご存知でしょうか?中華通販の大手です。特徴は値段が安いことですが、サイトの画面は基本は英語です。日本語の画面も出ますが、簡易翻訳ソフトを使っているようで日本語では、意味が分からないところが沢山あります。小生は英語を読み慣れているので問題なく欲しい物を見つけることが出来ます。今回はエアーサンダー用のディスクパッドを買いました。サンドペーパーが50枚付いて$18.99≒2,000円でした。Free shipping、送料が無料と言うのも良い。到着まで15日~30日かかるという。急がないので、安ければ時間がかかってもOKです。
 しかし商品は1週間ほどで到着しました。エアーサンダーに付属の物はラベルがありましたが、この中国で売っている物はラベルなしでした。本体は同じものなので問題ありません。
 スカイツリー様有難う!!!
 5月31日から地デジの電波はスカイツリーに切り替わりました。土浦は東京タワーのサービス範囲に入っていますが、小生のところは盆地になっており、電波が頭の上を通過し10階以上のマンションでないと受信できません。従って現在はケーブルテレビを契約しています。車のテレビは電波が強いところでは、フルセグのきれいな画像を見ることが出来ますが、電波が弱くなるとワンセグに切り替わり、さらに電波が弱くなると見えなくなります。千葉に居た時は見えなくなることは、トンネルにでも入らない限りありませんでしたが、土浦では見えなくなるところが沢山ありました。しかし6月1日に車に乗って驚きました。殆どの場所でフルセグで見ることが出来、今まで見えなかったところでもワンセグで見えるではありませんか?スカイツリーの高さが、盆地の底に電波を行き渡らせているのでしょう。感謝、感謝です。
2013年6月1日(土)
ボール盤の拡張テーブルの取り付け
 ボール盤は亀城工房では良く使う電動工具です。しかし金属加工用に設計されているので、木工で使う場合は非常に不便です。大きな問題点はテーブルが木工用としては狭すぎるのです。そこで拡張テーブルを作って取り付けました。ワークも好きな位置にクランプで固定出来ます。詳細な作り方は下の写真をクリックして下さい。