2013年7月31日(水)
20TPIの爪楊枝入れ
久しぶりに爪楊枝入れを作りました。16TPI(1.59mm)と20TPI(1.27mm)を比較の為両方作りました。この様な小さなものは、やはりピッチの細かい20TPIの方が適しているようです。ネジ山はピッチに関係なく切れます。ただしカッターをトリマに取り付け3万回転/分ぐらいの高速で回す必要があります。柔らかい木の場合は、瞬間接着剤のサラサラを浸み込ませてから切る必要がありますが、今回は使っていません。ねじ切りはかなりの数作ったので、人に教えることが出来るレベルになったと思います。人数が集まれば亀城工房で講習会の様な物をやりたいが、集まらなければ頼まれている人だけに個人レッスンをやります。
2013年7月30日(火)
インチサイズフォスナービット購入
インチサイズのフォスナービット16本セットをAmazon/USAから購入しました。送料込みで5,630円です。国内のホームセンターで買おうとすると1本数千円もするので、数を買う場合はかなりの金額になってしまいます。今回は16本セットなので、単純に1本当たりの金額を計算すると352円/本になります。安いのが取り柄なので、良く切れるかどうかは分かりませんが、新品のうちは多分問題ないでしょう。
軸は6角形になっているのでスリップしにくい
サイズは6.35mm~54mmで1/8インチ(3.2mm)刻み
ビットの長さは約95mm
透明プラスティックケース入り
2013年7月29日(月)
ベルトディスクサンダーを購入
松下のベルトサンダーをヤフオクで購入しました。100Vで動くものなので、モーターの馬力が不足するのではないかと心配しましたが、材木を押し付けてみると止まることなく回りました。やはりプロ仕様です。どの様な構造になっているか、分解してみました。単相誘導モーターなので、コンデンサを切り離す遠心スイッチが付いていました。これが付いていれば起動不良に陥ることはないでしょうが、スイッチが壊れることはあります。日本製なので、部品は入手可能でしょうからあまり心配する必要はないかもしれません。小生はベルトサンダーを持っているのになぜこれを追加で買ったか?それはいずれ分かります。
2013年7月28日(日)
桜のネジきりボックスの製作
早速20TPIのネジを切ってみました。材は桜です。トリマは3万回転で回しましたので、ネジ山が崩れることもなく綺麗に切れました。製作の過程は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2013年7月27日(土)
ねじ切り治具のピッチ追加
小生はVermecのネジきり治具を使っています。赤い矢印のカーラーと言う部品を交換すると、違うネジピッチが切れます。手持ちは下の写真の上2つで12TPIと16TPIです。トリマにカッターを取り付けるようになってから、綺麗に切れるのでより細かい20TPIのネジもやってみたいと思うようになりました。このネジカーラーはVermecに注文すれば、希望のピッチの物を作ってくれますが、2万円以上請求されるので、注文できないでいました。しかし日本には心響太鼓さんがいます。彼に頼めば出来るのではないかと考え、問い合わせるとVermecの1/4ぐらいの価格で出来るという。早速注文しました。出来あがったねじカーラーはジュラルミンで出来ており、美しく輝いています。早速試したくなりました。
2013年7月26日(金)
ワインラックの製作
購入してあったレッドオークを使って12本乗せることが出来るワインラックを作りました。5段にすると30本まで乗せることが出来ますが、2段の12本に留めます。詳細な製作過程は、下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2013年7月25日(木)
バキュームガウジ
バキュームガウジというツールがあります。普通のラフィングガウジは、半円形の断面ですが、このバキュームガウジは円筒形になっており、反対側には集塵機を接続出来ます。従って切り取った木屑は、このパイプの中を通って集塵機に吸い込まれます。木屑をばらまかなくても良いと言うことです。Ebonyさんはスエーデン製の物を便利に使っておられるという。ネットで検索すると、アメリカのニューヨークに同様のツールを売っているところが見つかり、価格を聞くと送料込みで$140だという。高いので購入を躊躇していると、先端の刃の部分だけ売ってあげると言ってきた。梱包が小さくなるので、送料も安くなり$70だという。
 そして少し経ってからまたメールが来て、製作ミスで寸法を間違って作ったものがあるという。これだと彼らのハンドルに挿入できないので、これで良かったら$50(送料込)で送れるという。ここまで言われると買わないわけには行かないので、PayPalで$50を送金した。左の黒い方が正規品、右が製作ミスの物です。
 ボウルガウジの様な刃先に研いでいる人も居ます。専用のヴァリグラインド治具を作る必要があります。
2013年7月24日(水)
クラフトサプライの最新カタログ
クラフトサプライのカタログは、今まではサイトから注文が出来ましたが、それが出来なくなりました。メールでカタログは廃止したのかと聞くと、今まで通り作っているという。欲しい場合はメールまたは電話で要求してくれと言う。英会話の不得意なテックさんは当然ですが、メールで25部要求しました。自分用の1部ではなく、昨年の亀城工房のオープニングに来て頂いた方々に配るためこれだけの数を注文しました。しかしお恥ずかしいのですが、来て頂いた方全員の名前を憶えていません。この日記を見た時点でカタログが着いていない方は、お手数ですがメールでその旨連絡をお願いします。すぐに発送します。夢工房さんには5部送っていますので、メンバーさんは夢工房で受け取ってください。
2013年7月23日(火)
レッドオークを購入
レッドオークは全米一帯に分布するブナ科コナラ属の広葉樹です。赤樫(アカガシ亜属)とは異なるそうです。そのレッドオークの板材(長さ3mx幅26cmx3cm厚)を購入しました。値段は7,300円で送料が1,470円、総額8,770円でした。販売店は木材ショッピングサイト OGO-WOODです。世界中の木があり種類が豊富なのが特徴の販売店です。値段もそれ程高くありません。
なぜこのレッドオークを買ったかと言いますと、ワインラックを作るためです。この板1枚でワインラックは2つ作れます。このワインラックは4つの部品を組み立てるだけなので、簡単に作れそうです。
2013年7月22日(月)
インターネットの反応が遅くなった
最近インターネットの反応が遅かったり、フリーズしたようになるので、アドオンを無効にしてみた。そうするとサクサク反応するようになりました。アドオンを無効にするのは、スタートボタンから全てのプログラム⇒アクセサリ⇒システムツール⇒Internet Explorer(アドオンなし)を選択すると無効に出来ます。これですべてのアドオンが出なくなります。どうしても必要な物を残したい場合は、インターの画面の上にあるツール⇒アドオンの管理画面から不要な物だけ無効にするという手もあります。アドオンとはインターネットを見る上で便利な道具を追加出来る機能ですが、使っているうちにアドオンが増えて、お互いに影響し合って反応が遅くなったりする弊害を巻き起こします。ユーザーが本当に必要なアドオンは限られているので、いらない物は無効にするとインターネットが快適になります。
2013年7月21日(日)
DeWaltのスライド丸鋸のレビュー
DeWaltのスライド丸鋸が到着したので、日立との比較で評価してみました。結論としてほとんどの点で日立を上回っているが、日立ではソフトスタートになっていましたが、DeWaltではソフトスタートの回路が付いていませんでした。DeWaltのスライド丸鋸の最上位モデルなので、なぜ付いていないのかと疑問を感じます。これは外付けの回路を付けて対策したいと考えています。詳細は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2013年7月20日(土)
ネジ式携帯型爪楊枝入れ
ネジ式の爪楊枝入れを久しぶりに作ってみました。一番の問題はどの様な寸法にするかです。以前作ったものをノギスで測り、寸法を決めました。ねじ切りは旋盤ではやらずにルーターを固定したねじ切り治具の台の上でやりました。この方が作業も早く進むし、ルーターを使ってカッターの回転を速くしているので、ネジ山がきれいに切れます。
 下の写真は爪楊枝いれではありませんが、ネジを切っているところです。ルーターの回転数は1~2万回転/分に設定します。焼けが目立ちにくい木の色の場合は、回転数を上げます。
2013年7月19日(金)
糸鋸盤使用のイルカのインレイ
夢工房の講習会では切り抜いた断面に色を塗りましたが、今回は色の違う木を埋め込みます。2cm厚のハードメープルと1cm厚のパープルウッドを重ねて切り抜きました。1cmにしたのは分厚くなると糸鋸盤で切りにくくなるので、薄い物を使いました。切り抜いてみるとそれでも刃が斜めになっていたようで、上下のイルカの大きさが違います。本体に赤い木を入れると隙間が出来るので、白い木のイルカを半分に切って赤い木と重ねて貼りあわせ、それを本体に接着しました。隙間が大きいのですが、何とかお皿は完成しました。2枚の板を完全に同じ大きさで切り出す方法を考えないといけません。糸鋸盤も難しい物です。高級機種だと上手く行くのか?
2013年7月18日(木)
クイックリリースベンチバイス購入
クイックリリースベンチバイスを購入しました。日本語で言えば作業台に取り付ける万力のことですが、大きな特徴は万力の顎を一発で大きく広げたり小さくしたりすることが出来ます。締め付けのレバーの横にロックレバーが付いており、このレバーの操作で、大きく開けたり締めたりすることが出来ます。動画で紹介していますので、下の写真をクリックして下さい。
2013年7月17日(水)
自動カンナ集塵ポートの改善
幅40cmのマキタの自動カンナは、スパイラルカッターではないので、かんなくずの幅は広いリボン状になります。そして集塵ポートを詰まらせることがありました。そこでメインダクトと同じ15cmのホースを接続できる集塵ポートを作ることにしました。製作過程で問題があり、方針変更をしましたが、一応完成させることが出来ました。詳細は下の写真をクリックして下さい。
2013年7月16日(火)
千筋用カンナ
 石川県の山中挽き物の特徴に千筋とも呼ばれ、わずか1cmほどの幅に20本ほどの筋目を乱れなく入れることができるというものがあります。川北良造さんのテレビの録画を見ていると、千筋用カンナと言うのが紹介されていました。これと同じものをやるのに、金鋸刃を3枚重ねにして真ん中の刃を後ろに下げたものを作って試してみました。最初に2本の筋を入れ、その後1本ずらして出来上がった筋に片側の刃を入れれば、均一なピッチに出来ます。64歳になった目では溝に正確に刃を入れることが出来ないので、作業面にライトを当てて良く見えるようにしてやると精度が上がりました。ライトと拡大鏡を併用すれば完璧に出来ると思います。
2013年7月15日(月)
D-Way Toolsのダイヤモンドツール
下の写真は人間国宝の川北良造さんが作った茶卓ですが、均一なピッチの筋が入っています。これが出来ないか色々やってみました。D-Way Toolsのダイヤモンドツールでは1回に1本の筋しか付けることが出来ません。目視でやっていたのでは均一なピッチに出来ません。そこでツールレストにボルトをホースバンドで固定してネジの谷の部分にダイヤモンドツールを置いてやりました。ツールが直角に当たらないと、ピッチが均一になりませんが、目視でやるよりはかなりきれいにスジを入れることが出来ました。この方法の良い点はボルトを変えることでピッチを変えることが出来ることです。今回はM8の並目ねじを使いましたので、ピッチは1.25mmです。次はM5の0.8mmでやってみます。ツールレストは夢工房の丸棒のものがボルトを固定するのに好都合です。
2013年7月14日(日)
夢工房糸鋸盤象嵌講習会
夢工房で開催された、糸鋸盤使用の象嵌の講習会に参加しました。糸鋸盤は持っていましたが、ほとんど使ったことがなく、使い方、注意点などを教えてもらう絶好の機会でした。板をサンタの形に切り抜くのですが、急に曲がる線のところでは、図の線からずれてしまいました。サンタの手の指は5本でしたが、4本になってしまいました。ヤクザなサンタです。しかし一応完成させることが出来ました。詳細な作り方は下の写真をクリックして下さい。
2013年7月13日(土)
ひねもす工房さん
すでにお気づきだと思いますが、ウッドターニングのサイトへリンクというのを作りました。これは福島県のひねもす工房さんからリンクを依頼されたので新設しました。ひねもす工房さんのサイトは面白いのでお暇な時に見て下さい。小生と同じく木工とウッドターニングについて書かれています。サイクロンの集塵機を自作されています。これはかなりの力作です。下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2013年7月12日(金)
中国からドリル刃を購入
D-Way Toolsのバイトのシャフト径は13.2mmですが、手持ちのドリルの刃はぴったりの物がありません。そこでホームセンターへ行きましたが、13.0mmと13.5mmしか売っていませんでした。ネットで値段を確認すると、中国の通販大手Alibaba.comは$10と一番安かった。何と言っても日本への送料が無料です。つまり1,000円でこのドリルの刃が買えるので、早速注文しました。10日間ほど待つと、郵送で届きました。ドリルの刃自体は特に問題なく使えます。D-Way Tools用のハンドルを作りましたが、ぴったりの穴があきました。
2013年7月11日(木)
バンドソーの延長テーブルの製作
リョービのバンドソーは引き割り専用で使っていますが、テーブルが小さいので使いにくい。そこで延長テーブルを取り付けることにしました。詳細な作り方は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2013年7月10日(水)
コンソールテーブルの製作(最終回)
パーツがすべて揃ったので組み立てていきます。甲板はRocklerのテーブルトップファスナーで固定しました。木の収縮を吸収させるため、接着剤は付けずに固定するためです。鬼目ナットを打ち込んで、甲板を交換できるようにしました。これで完成です。コンソールテーブルの製作記は下の写真をクリックすると見ることが出来ます。
2013年7月9日(火)
コンソールテーブルの製作(PartⅧ)
甲板の半円形の板を幅の狭い板をつないで作りました。ドミノを使っています。この様な作業はビスケットジョインターが適しているようですが、持っていません。買おうかな?
イルカと亀のインレイをやって甲板は完成です。
2013年7月8日(月)
ケガキゲージ
購入したケガキゲージが「到着したので、使ってみた。材の幅の半分以下に概略合わせて4本の線を引きます。中心に小さな正方形が出来ますので、その真ん中に錐で穴をあけて完了です。線は4本引く必要がありますが、機械的にやればよくすぐに中心が精度よく出せます。
2013年8月7日(水)
富山から岐阜に
工房楔さんを訪問する前に関の刃物販売店に立ち寄った。良い包丁があったので1本買った。その後予定通り工房楔さんを訪問し、材木を見せていただいた。安く譲って頂いた銘木を車に積むと加速がかなり悪くなったように感じたが、ベンツのワゴン車なので特に問題はない。近くの千代保稲荷神社にも案内して頂き、お参りをした。名物の串カツは味噌だれに漬けて食べると言う。旅館は三重県の桑名の花水木というところで、行ってみて驚いたが遊園地がそばにある大きなホテルだった。温泉ですっかり疲れが取れました。
2013年7月6日(土)
30cmスライド丸鋸
現在スライド丸鋸は日立のC10FSHというノコ刃の直径が260mmの物を使っています。特に不満があるわけではありませんが、より大きい物に交換したいと考えるようになりました。そこでネットで調べると、30cmの物が沢山あります。アメリカでの評価が沢山出ていますが、有力なメーカーはBosch、マキタ、DeWalt、日立、Ridgit、Festoolなど沢山あります。この内Amazon/アメリカから購入できるのはBosch、DeWalt、Festoolです。Festoolは高すぎるので最初に脱落。Boschは奥行きが取られない設計になっていますが、Festoolほどではないが高い。結局DeWaltのDWS780を購入することにした。
レーザーではなくLEDライトで刃の影を見えるようにしています。ノコ刃で切り取られる部分が黒く見えます。
2013年7月5日(金)
富山県砺波市に来ました
材木調達の旅に出ました。今回は夢工房さんのベンツのドライバーです。初日は富山県の砺波市です。彫刻の町イナミにも行きました。たまたま教えてもらった銘木店も訪問してよだれが出るような銘木に出会いました。値段もリーゾナブルです。最後に田中ろくろ工芸へ行ったあと、旅館に入りました。明日は岐阜に行きます。
2013年7月4日(木)
木場の材木店訪問
上総木工交流会のメンバーと一緒に木場の材木店を訪問しました。店主が直接産地へ行って仕入れてきているという。一種類の木を1つのコンテナに満載して送られてくる。コンテナに色々な種類の木を混載しているのかと思いましたが、それでは仕入れが高くなってしまうでしょう。倉庫にはハードメープル、ホンジュラスマホガニー、ポプラ、アッシュ、ビーチ、黒檀などがあり皆さん買っていた。小生はハードメープルの端材が安かったので分厚い物を2つ購入しました。400円/個です。
2013年7月3日(水)
コンソールテーブルの製作(PartⅦ)
半円形の部分に30mmの穴をあけ脚を差してみました。問題なく立てることが出来ました。次は天板を作ります。材料は何にするか?半円形の部分と同じハードメープルをドミノでつなぐか、手持ちのブビンガにするか?悩むところです。あるいは人工大理石という選択肢もあります。
2013年7月2日(火)
コンソールテーブルの製作(PartⅥ)
半円形の部分の上下を自動カンナを使って平らにしました。それから両面テープで作業台に固定しルーターで円の部分を切りました。分厚いので半分ぐらいしかカット出来ませんでしたが、残りはバンドソーでカットします。仕上げはサンダーで滑らかにしました。そこそこの仕上がりです。
2013年7月1日(月)
コンソールテーブルの製作(PartⅤ)
 テーブルの脚は3本です。手持ちのケヤキを使って挽きました。ちょっとトラブルがありました。
 長さ80cmの脚は中間部分で大きく振動してしまいます。そのせいでスピンドルガウジが深く入りキャッチングをさせてしまいました。最初の2本は慎重に挽いていたので問題なく完成させることが出来ましたが、3本目はキャッチングで折れてしまいました。もちろん挽きなおして完成です。